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2023年のソト物語たち|ソトノバ記事を一気に振り返り

2023年も残すところあと二日。みなさんにとっては、どんな一年だったでしょうか?

ここ数年にわたって世界中で猛威を振るってきた新型コロナウイルス感染症が、日本においても2023年5月をもって5類移行となり、まちへ一気に人が戻ってきました。
それに伴い、全国各地でまちづくりのための社会実験や新たなパブリックスペースの実装も進んできました。また、ウォーカブルを実践する地区も現れ、高齢化や都市の縮退といった社会情勢に対応したまちづくりが再開してきた印象があります。

この記事では、来る2024年に備えて、2023年にソトノバに掲載された記事を一緒に振り返っていきましょう。

本記事は2023年12月2日に開催した「8周年アニバーサリー|これからのパブリックスペースを語るソトノバ・コミュニティフェス」において発表した内容に一部加筆をしました。


2023年ソトノバメディア概要 66本の記事を公開しました

2023年は、ソトノバに66本の記事が公開されました(2023年1月1日~12月1日までの集計結果)。

ソトノバの開設以来、約900本の記事が公開され、まちづくり関係者や行政関係者にとっても貴重なリファレンス対象になっており、記事のクオリティの高さを示すものだと言えるでしょう。

2023_8周年アニバーサリー2023年は3月公開の記事が最も多く、その他の月は4~5本のペースで記事が公開されました 出典:ソトノバ8周年記念アニバーサリー発表

2023年に公開された記事のうち、約23%はイベント告知記事でしたが、イベント報告やソトノバが主催する「ソトノバTABLE」の記事も約24%ありました。

また、ソト事例と呼ばれる実際の場所やイベントに関する事例報告の記事も約30%ありました。編集部ではこれからも、ソトノバメディアの本旨であるソト事例記事の拡充に努めたいと思っています。

image2ますます、ソト事例を充実させていきます 出典:ソトノバ8周年記念アニバーサリー発表

記事に対する評価 ー アクセス回数と「いいね!」数から何が見えるか。

ソトノバでは、2つの数字による記事の定量評価を行っています。

1つは、「レビュー数」つまり、その記事へのアクセス回数です。レビュー数が多ければ、多くの人が興味を持つトピックスであることがわかります。また、検索サイトでキーワードを打ち込んで、直接リンクをたどってくる層もあるので、ソトノバメディアを知らない、あるいは、日常的に利用していない層へも訴求している記事と考えられます。

ここで、2023年のレビュー数TOP10(2023年1月1日~12月18日までの集計)を発表します。
タイトルの後ろの( )内は公開月です。


第10位|渋谷区北谷公園のキーパーソンに聞く!交流拠点となりうる公園のつくり方 (2023年2月)

第9位|『サードプレイス』はいかなる場所か?訳書で徹底議論|リーディングクラブ#4 (2020年6月)

第8位|まちなかの小さな公園から始まる地域連携の成果とは? (2023年2月)

第7位|一本の緑道も周辺環境により異なる使われ方!~自由が丘の緑道を踏破して考える~ (2018年6月)

第6位|ウォーカブルとは何か|ソトノバTABLE#37レポート (2021年12月)

第5位|『タクティカル・アーバニズム』とはなにか。アクションから始まる仮設空間指向のプロセスとは? (2016年5月)

第4位|高低差が魅力の源!? 西新宿高層ビル足元の公開空地「55HIROBA」 (2018年6月)

第3位|車道上を転用し人のための空間をつくり出す!パークレットとは何か? (2016年11月)

第2位|往来の多様性を取り戻す。三軒茶屋まちづくりにみる茶沢通りのウォーカビリティの未来 (2023年9月)

第1位|15分都市の意外な定着性|ポストコロナ時代の新たなアーバニズムを解説 (2022年3月)


読まれた記事の上位には、「15分都市」「ウォーカビリティ」「パークレット」といったまちの新たな活用にまつわるワードが並びました。これらの記事がインスピレーションとなって、新たな潮流が生まれると嬉しいですね。

 

もう1つの指標は「ソトノバボタン」、いわゆる、いいね!の数です。
この指標は、その記事がどれだけ多くの読者の印象に残り、参考になったかを示す数字として扱っています。
みなさんも、参考になった、共感した記事にはソトノバボタンを押してください。ライターの励みにもなり、ますます良い記事が生まれてくることでしょう。

2023年に公開された記事のソトノバボタン獲得数TOP3(2023年1月1日~12月1日までの集計)を発表します。


第3位|往来の多様性を取り戻す。三軒茶屋まちづくりにみる茶沢通りのウォーカビリティの未来 (2023年9月)

同数第3位|2040に向けて!3つの工夫を仕掛ける社会実験「OPEN NUMAZU」 (2023年11月)

第2位|みんなの「やってみたい」が膨らむ!隅田公園「使われる」公共空間マネジメントの心得 (2023年1月)

同数第2位|木密地帯が生んだイケ・サンパーク |3つの防災機能と変遷をたどる (2023年9月)

第1位|まちなかの小さな公園から始まる地域連携の成果とは? (2023年2月)


image7TOP3に入った記事はすべて「ソトノバ・ライタークラス」卒業生の手によるものでした 出典:ソトノバ8周年記念アニバーサリー発表

これらの記事は、多くの人の興味を引き、共感を得た記事です。
まだ読んでいない記事があれば、ぜひ年末年始のお休みを利用して読んでみてください。

2023年、もっとも印象的だった記事は?
ソトノバ・ライター大賞・新人賞

ソトノバ編集部では、ソトノバ・コミュニティを対象に「今年印象的だった記事」について投票アンケート調査を実施しました。その獲得票数や記事内容を総合的に評価し、大賞及び新人賞を決定しました。

ソトノバ・ライター新人賞

新人賞は、「ソトノバ・ライタークラス2023」に参加した三枝将人さんが卒業記事として執筆した「木密地帯が生んだイケ・サンパーク |3つの防災機能と変遷をたどる」に決定しました。
コミュニティパークとしてだけではなく、ウォーカブル拠点や防災拠点として様々な顔を持つ池袋のイケ・サンパークを多角的に検証した記事として高く評価されました。

記事としてのクオリティもさることながら、すでに2本目の記事も発表している三枝さんの今後に期待をして、ソトノバ・ライター新人賞を贈りました。

image5出典:ソトノバ8周年記念アニバーサリー発表

三枝さんの受賞コメント

私はちょうど去年の7周年イベントでソトノバライターの話を聞いて、ソトノバ・ライターになりたいなと思って参加しました。ちょうど1年前に欲しかった賞が、今日いただけたということで大変嬉しく思います。
ありがとうございます。

image4賞の喜びを語る三枝将人さん Photo by Kohei Yoneda

ソトノバ・ライター大賞

大賞は、「ソトノバ・ライタークラス2022」に参加した小林みなみさんが卒業記事として執筆した「まちなかの小さな公園から始まる地域連携の成果とは?」に決定しました。
設計者・運営者へのインタビューを含めた緻密な取材と、わかりやすく読みやすい文章によって紡ぎ出されたこの記事は、2023年の最多いいね!を獲得し、投票アンケートでも非常に多くの支持を集めました。

2023年から新たなステージに踏み出した小林さん。ますますパワーアップした記事を期待しています。

image1出典:ソトノバ8周年記念アニバーサリー発表

小林さんの受賞コメント

この記事は、2022年ソトノバ・ライタークラスの卒業記事として書かせていただいた記事(リリースは2023年)になるのですが、記事を書くにあたって、副編集長の中野さんと一緒にこの北谷公園を設計された方にインタビューさせていただいたり、かなり密にインタビューを重ねながら書きました。
ソトノバのイベントの時に、私の記事を見たと話しかけてくれる人が結構いて、すごく嬉しかったです。

この後、全然記事が書けてない状況なので、三枝さんに負けないように、2024年は記事をたくさん出していきたいと思います。ありがとうございます。

image3泉山編集長から賞状を受け取る小林みなみさん Photo by Kohei Yoneda

2023年のソトノバ記事を振り返って ー 新たなキーワードが続々生まれた1年

2023年のソトノバ記事を俯瞰してみると、「プレイスメイキング」「社会実験」といった従来のワードに加えて、「プレイスゲーム」「ウォーカブルシティ」といった新たなワードも多く見られるようになりました。

2020年以降、緩やかに進んでいる社会情勢の変化に、近年のウィズコロナによる生活様式の変化や、デジタル革新による新たなサービスなどの出現が相まって、これからのまちづくりにもかつてないパラダイムシフトが起こってくるでしょう。
今後は地域共創やXRテクノロジーといった新たな切り口の記事が出てくることを期待します。

2023年の新人賞・大賞はともにソトノバ・ライタークラスの卒業記事が受賞しました。ライタークラス講師の一人としてこれほど嬉しいことはありません。若いパワーが、まちづくりもソトノバも加速する大きな原動力になっていると感じます。
その一方で、中堅・ベテランのみなさんの経験や知見も欠かせません。
しばらく記事を書いていないソトノバライターみなさんも、2024年はぜひ1本記事をお願いします。

目指せ!年間100記事!
2023年もありがとうございました。

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