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パブリックスペースの1カ月を振り返る | ソトノバ9-10月記事まとめ

11月に入り、だんだんと冬の気配を感じるこの頃。今年も気がつけばあと2か月となりました。

さて今回は、9~10月の記事をまとめて紹介します。この2か月のラインナップはというと、国内より2本、海外より4本、そしてソトノバ関連のイベントレポートが2本と計8本の記事をお届けしました。

それでは早速振り返っていきたいと思います!

週末は駅前広場へ! 多治見駅前の水と広場の深い関係


まずは国内記事から。
1つ目は、今年の「まちなか広場賞」で大賞を受賞した多治見駅前広場である「虎渓(こけい)用水広場」の紹介レポート。

なんといっても用水路というまちの資源を、今の時代のニーズに応じた新たな形で蘇らせた親水性の高い広場が魅力的です。

ハードはもちろん、サンデーマーケットをはじめとしたイベントなど、地域のスケールにマッチした活用もされているようで、地方都市におけるパブリックスペースの再編がもたらす効果や期待を考えるきっかけとなります。

どんなソトが選ばれた!?グッドデザイン賞2018の受賞作品から一挙に紹介!


2つ目も、受賞事例の紹介レポート。
毎年10月に発表されたグッドデザイン賞から、ソト事例をピックアップしたまとめ記事を発信しました。

その数、なんと18事例!!

ソトノバ・アワードの受賞事例もいくつか並んでいましたね!
ハードのデザイン性はもとより、コミュニティデザインやプロセスデザインなども併せて評価される事例が近年増えているのが印象的でした。

建築学生が選ぶ、パリで訪れておきたいパブリックスペース6選+α


さて、続いては海外に目を向けいきましょう。
まずは、建築学生ライターの熊澤綾乃さんによる、この夏に訪れたというパリのパブリックスペースまとめ記事。

エッフェル塔などの名所も、ガイドブックでは出てこないようなソトの視点で見どころをまとめてくれているので必見です。

また、そこでの人々の過ごし方など、パブリックシーンを切り取った写真も豊富で、現地の様子が伺えるレポートになっています。

これがイギリス流!アウトドアシネマとルーフトップバーで夜のソトを満喫しよう


イギリスからはアウトドアシネマのレポート。

ロンドン支部の鈴木あいさんが、実際に足を運び感じたアウトドアシネマの魅力を3つのポイントでまとめてくれています。

NYのパブリックスペースのデザイン審査機関 「パブリックデザインコミッション」とは?


続いては、ニューヨーク支部よりパブリックスペース審査機関パブリックデザインコミッションの紹介レポート。パブリックデザインコミッションの構成員から審査プロセス、さらに実際の委員の一人であるジャスティン・ムーア先生のインタビューでは、その組織の利点や欠点など現場のリアルな話も踏まえて紹介しています。

日本におけるパブリックスペースのデザインコントロールのあり方や必要性を考えるうえでの、良いヒントとなる事例です。

まるでジブリの世界?ガスタンクの廃墟がそのまま残るガスワークス公園


10月は新しい海外コラムニストも仲間入りしました。

北米を拠点に活動する杉田真理子さんによるデビュー記事は、公園のリノベーション事例とも言えるシアトルの「ガスワークス公園」の紹介レポートです。

公園ができる前の歴史的背景から、リノベーションに至った経緯がまとめられた記事。

それぞれの公園が抱える歴史を紐解くと自ずとその公園のデザイン一つ一つの理由が見えてくる。そんなことに気づかされる記事です。

コンテンツからパブリックシーンをどうつくるか ソトノバ・オープンゼミ#03総括レポート


最後にソトノバ関連のレポートを2本紹介しましょう。まずはソトノバ・オープンゼミ第3回のレポート。

この回のテーマは「コンテンツと稼げる公共」。

コンテンツの意義を主体や目的などから深めていった議論の過程や、そこで生まれた理想のパブリックシーンにおこっている「楽しさイニシアチブ」という新たな概念など、オープンゼミでの濃厚な議論が凝縮されています。

まちの面白さを伝えよう! ライターに必要な2つのコツ|ソトノバ研修会レポート


最後は今年6月に行ったソトノバライター研修のレポート。

ソトノバライターの土屋さんが、この研修で得られたテクニックを、自身がライターとして苦戦してきた実体験と合わせて紹介してくれました。

ソトノバではこれまでに、このようなライター研修などを何回か開催してきましたが、これからも楽しく記事を書くキッカケにつながるような、イベントを重ねていければと思います!

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あなたはどの記事が気になりましたか?

ソト事例から、パブリックスペースに関する組織などといった専門的な事例紹介まで。これからも幅広い記事を発信していきます!

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