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ソトノバのナレッジを、あなたの現場で。
ガイドラインや書籍など、ソトノバが培ってきた知見を体系化。実践に役立つ資料や考え方をまとめています。

アプローチ イイバショをつくる、ソトノバの5つの視点

  • 人中心の街をつくる視点(ウォーカブルシティ)

    クルマではなく「人」を主役として都市を捉え直します。誰もが安全・快適に歩くことを楽しみ、偶然の出会いや発見に満ちた日常を送れる街を目指します。歩道、公園、広場といった公共空間を豊かにし、人の賑わいと交流を取り戻すことで、街全体の活力を生み出します。

  • 人間の目線で考える視点(アイレベル)

    街の印象は、私たちが歩く時の目線の高さ(アイレベル)で決まります。建物の1階部分の賑わいや、心地よい街路樹、美しいショーウィンドウ、座りたくなるベンチなど、ヒューマンスケールでの体験を重視します。感覚に訴えかける豊かな風景をデザインすることで、愛される街並みをつくります。

  • 場所への愛着を育む視点
    (プレイスメイキング)

    専門家が一方的にデザインするのではなく、その場所を使う地域の人々が主役となり、対話や実験を通じて空間を育てていくプロセスを大切にします。当事者として関わることで、場所は自分たちの「居場所」となり、大切に思う気持ちとコミュニティへの愛着が育まれていきます。

  • 小さく実験して大きく変える視点
    (タクティカル・アーバニズム)

    大規模な再開発に頼るのではなく、「小さく、早く、安く」始められる社会実験を通じて、都市の未来を切り拓きます。移動式ベンチの設置や1日限定の路上イベントなど、一時的な試みによって課題の発見や効果検証を行い、市民の合意を形成しながら、大きな変化へとつなげていきます。

  • 持続可能な仕組みをつくる視点
    (エリアマネジメント)

    魅力的なパブリックスペースが一時的なイベントで終わらないよう、その価値を維持・向上させていくための持続可能な運営体制を構築します。地域の住民、企業、行政などが連携し、財源確保やルールづくりを行うことで、エリア全体が自律的に成長していくための仕組みづくりを支援します。

ガイドライン紹介

私たちのアプローチを通じて得た知見やツールを、ガイドラインや実践集としてまとめ、 パブリックスペースの可能性を広めるために、一般にも公開しています。 これまでに発行した各種ガイドラインやツール類の情報は、以下のリンクからご覧いただけます。


本ガイドラインは、ソトノバが主体となるプレイスメイキングの活動「Placemaking JAPAN」と「Park(ing)Day Japan」 と連携して策定を行っています。

  • アイレベル・ゲームガイド

    多様な関係者とともにウォーカブルシティを実現する「アイレベル・ゲーム」のガイドを公開。日本語訳と、海外との文化との違いを考慮した日本版。

  • プレイス・ビジョン ケースブックーCase Bookー|プレイスメイキング・ガイド

    プレイスメイキングの方向性を落とし込む「プレイス・ビジョン」について、先進事例を基に作成方法をまとめた日本初のガイド資料

  • プレイス・ゲーム パブリックスペースを変えるきっかけをきっかけをみつけよう!|プレイスメイキング・ガイド

    プレイス・ゲームは、パブリックスペースの活用にあたって、複数の関係者とともにその場の評価と課題の抽出を行うためのツールです。

ソトノバの本

ソトノバ・コミュニティやソトノバ・ラボなど、多様な活動の中で生まれた書籍を紹介します。
これまでの出版物の画像とリンクから、リニューアルされたメディアのアーカイブとしてご活用ください。


  • プレイスメイキング・ハンドブック|
    パブリックスペースを魅力的に変える方法

    「プレイスメイキング」の第一人者が導いた、実践的な11の原則、人々を巻き込む進め方や技術、場の調査・分析手法などを解説した日本語版。成功するプレイスをつくるための、平易で奥深い必携書です。

  • パブリックスペース活用事典|
    図解 公共空間を使いこなすための制度とルール

    パブリックスペース活用の歴史と制度を初めて体系化。国内外60の制度を網羅し、都市に賑わいを創出する手法を解説。あらゆる立場で実践に使える待望の教科書です。

  • タクティカル・アーバニズム|
    小さなアクションから都市を大きく変える

    個人が都市を変えるには? 小さなアクションが社会に定着するアプローチを、日米の都市をアップデートしてきた「戦術」から解読。変化を実装するための方法を解説します。

  • タクティカル・アーバニズム・ガイド|
    市民が考える都市デザインの戦術

    タクティカル・アーバニズムの概要、歴史、成功事例から実践法までを多角的に解説。都市を変えるための着想からハウツーまで、体系的に学べる一冊です。

  • 関連本

    The City at Eye Level Asia

    人間中心の公共空間はいかにして生まれるか。人の普遍的な経験と地域性の両面から、「アイレベルの都市」を実現する手法と考え方を解説。