ニュース

News

ニュース

栄えあるライター大賞は!?2022年ソトノバ記事を振り返り

2022年も残り僅かとなり、2023年の足音が近づいています。

今年もソトノバでは、様々なニュースや記事を配信してきました。
そこで、2022年にソトノバ記事の中で注目されたニュースや事例として、「レビュー数TOP10」「2022年ライター新人賞」「2022年ライター大賞」を発表します。

当記事は、12月12日に開催したソトノバ7周年記念イベントにおいて、発表した内容となっています。


Contents

2022年レビュー数TOP10

2022年1月1日〜12月9日(集計日)に、記事へのアクセス回数が多かった記事を10位から順番に発表していきます!

第10位|日本の道路空間でパークレットができないワケとは?池袋・GREEN BLVD MARKETの経験から見えた日本の道路空間の課題

第10位にランクインしたのは、泉山さん(ソトノバ編集長)によるパークレットに関する記事です。

池袋でのGREEN BLVD MARKETの実践の中で、車道でのパークレット設置に向けた警察協議で得た課題や実現した歩道版パークレットを紹介しています。GREEN BLVD MARKETでの一連の流れを基に、道路空間を取り巻く制約や課題を解説しています。

SA002Photo by Knit Green 実行委員会(GREEN BLVD MARKET主催者)

2016年に執筆された記事ですが、パークレットへの社会的認知度が年々高くなっており、検索される回数が増えているのかもしれません。

▼記事の詳細は、以下をチェックしてください!

第9位|パブリックスペースの観察・評価・課題抽出をゲーム感覚で実践できる「プレイス・ゲーム|プレイスメイキング・ガイド」を公開!

第9位は、プレイス・ゲームに関する記事です。ソトノバ、Placemaking Japan、UR都市機構による共同研究のもと、海外におけるプレイスメイキングの過程で実践されている手法を日本語版としてリリースしたものとなっています。

SA001

2021年度には、プレイス・ゲームとプレイスメイキング一連の取り組みも含めた形で、グッドデザイン賞を受賞しており、より注目が高まったのではないでしょうか。

▼記事の詳細は、以下をチェックしてください!

第8位|知っておきたいこれからのアーケード ~高松中央商店街をソト視点で歩く~

第8位は、荒井さん(ソトノバ副編集長)が執筆したアーケード街の今後に迫った記事です。

高松市にある丸亀町商店街に着目し、商店街にある広場やアーケードの空間的構成・展望をレポートしています。

SA003Photo by Shihona ARAI

地方都市における商店街の衰退は、数年前より各地で課題となっており、解決を試みる方々等から注目が集まったのではないでしょうか。

▼記事の詳細は、以下をチェックしてください!

第7位|高低差が魅力の源!? 西新宿高層ビル足元の公開空地「55HIROBA」

第7位は、松本さん(ソトノバ・ライター)が執筆した新宿三井ビルディング55HIROBAに関する記事です。

東京都西新宿エリアにある55HIROBAは、オフィスビルの公開空地となっており、幅広い利用に着目した記事となってます。

SA004Photo by Daichi MATSUMOTO

公開空地は、民地でありながら公共性を有するゾーンで、ビル所有者側からのまちへアクションする場として有用であると考えます。公開空地におけるアクションも、今後も期待したいところです。

▼記事の詳細は、以下をチェックしてください!

第6位|『サードプレイス』はいかなる場所か?訳書で徹底議論|リーディングクラブ#4

第6位は、松本さんが執筆したリーディングクラブでの読書会のレポート記事です。

ここで取り上げられた書籍が、国内で2013年に出版された『サードプレイス コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」』です。

SA005

コロナ禍でライフスタイルが一変し、サードプレイスの要素が変容してきていることが議論として挙がり、オンライン上での集いがその変容を体現していることが印象的と感じました。

▼記事の詳細は、以下をチェックしてください!

第5位|車道上を転用し人のための空間をつくり出す!パークレットとは何か?

第5位は、パークレットとは何かを解説した記事です。

パークレットの発祥の地であるサンフランシスコの事例を取り上げ、形態や仕組みについて解説しています。

SA006Photo by Mari WATANABE

第10位の記事同様に、パークレットをこれから知る方々にとって、「そもそもパークレットとは?」を解決してくれる記事ではないでしょうか?

▼記事の詳細は、以下をチェックしてください!

第4位|15分都市の意外な定着性|ポストコロナ時代の新たなアーバニズムを解説

第4位は、小原(筆者)が執筆した15分都市の定着性に関する記事です。

海外で執筆された「The Surprising Stickiness of the “15-Minute City”」を和訳し、パリ市長が掲げた15分都市が一過性のアーバニズムではなく、世界的な定着性に繋がったのかを解説しています。

SA007Photo by COMMON EDGE Website

15分都市は、パンデミックにより世界的にも再評価されています。
日本国内においても、15分都市の認知が徐々に広まるにつれ、記事自体も注目が集まったのではないでしょうか?

▼記事の詳細は、以下をチェックしてください!

第3位|タクティカル・アーバニズムとは何か?─バンクーバーのストリートが影響された「タクティカル・アーバニズム」の10の方法─

第3位は、泉山さんが執筆したタクティカル・アーバニズムを解説した記事となっています。

「TACTICAL URBANISM -Short-term Action for Long-term Change-」という洋書に紹介されているバンクーバーにおける事例を取り上げています。

SA008Photo by NYC DOT

国内でも2021年に書籍「タクティカル・アーバニズム」を出版したことを皮切りに、キーワードの注目度が高まっていると感じます。これと併せて、記事への注目も高まっているのではないでしょうか?

▼記事の詳細は、以下をチェックしてください!

第2位|ウォーカブルとは何か|ソトノバTABLE#37レポート

第2位は、「ウォーカブルとは何か」をテーマに開催されたトークイベントのレポート記事です。

泉山さんと三浦さん(東京大学)がウォーカブルの定義や近年の流れを解説・議論されたものがまとまっています。

SA009Photo by ソトノバTABLE#37

Photo by ソトノバTABLE#37

近年、道路空間を取り巻く制度改正等により、歩行空間に着目したキーワードとして「ウォーカブル」が注目されています。記事としても、その言葉の定義を学ぶため、検索されやすくなっていると考察できます。

▼記事の詳細は、以下をチェックしてください!

第1位|一本の緑道も周辺環境により異なる使われ方!~自由が丘の緑道を踏破して考える~

第1位は、自由が丘の九品仏川緑道に関するレポートです。

まるで緑道を歩いているかのように現地の様子が執筆され、行ってみたくなるような記事となっています。

SA010Photo by Ayako HONZAWA

緑道にある滞留空間としての機能を紹介が紹介され、目黒区と世田谷区の区境にあたる緑道がどの様に管理されているのかを知ることができます。

▼記事の詳細は、以下をチェックしてください!

2022年に印象的だった記事は!?栄えある大賞・新人賞は誰の手に!

ソトノバ編集部では、ソトノバ・コミュニティを対象に「今年印象的だった記事」について投票形式でアンケート調査を実施しました。
獲得票数や記事内容を総合的に評価し、大賞及び新人賞を決定しました。

なお、投票の対象となる記事は、集計時点で活動しているソトノバ・ライターが執筆した記事のみとしています。

ソトノバ・ライター新人賞

新人賞は、2022年9月よりソトノバ・ライターとして仲間入りした原田爽一朗さんが執筆した「外食産業と快適な公共空間は両立できるか?NYの屋外ダイニング中止を求める訴訟」です。

lerone-pieters-05-XbwhYxSY-unsplashPhoto by Lerone Pieters

ニューヨーク市の屋外ダイニングプログラムの反対運動について、海外で執筆されたものを翻訳したものとなっています。

コロナ禍での経済活動の継続の観点から屋外ダイニングを確保する施策として進められていたが、歩行の安全性・治安の観点から反対運動が起こっています。
この記事を通して、改めて歩行空間の役割や棲み分けについて考えさせられる機会となったのではないでしょうか?

▼記事の詳細は、以下をチェックしてください!

ソトノバ・ライター大賞

大賞は、佐藤栄太さんが執筆した「ゆっくりな実践がもたらしていたこと:Park(ing) Day2022日本橋実践」です。

Park(ing) Dayは、サンフランシスコで生まれ、現在では毎年9月第3金曜日に世界中で大きなムーブメントとなっています。
日本においても毎年各地で実施され、2022年は、東京都日本橋、長野県岡谷市で実践されました。

SA012Photo by Shingo MAEHARA

この記事では、日本橋でのPark(ing) Dayの実践を通して、日本ならではのLQCがあるのではないかと佐藤さんは提言しています。
現場で実践者と佐藤さんが感じた「学び」が丁寧に綴られ、今後各地で取り行われる実践の糧になるような内容と感じました。

▼記事の詳細は、以下をチェックしてください!

2022年のソトノバ記事を振り返る

2022年のソトノバ記事を見ると、「パークレット」「プレイスメイキング」「サードプレイス」のように、公共空間に対してアクション手法や方法に関するキーワードに注目があったことがわかりました。

さらに、アーバニズム(都市論)用語である「タクティカル・アーバニズム」「ウォーカブル」「15分都市」など、今後の都市計画・まちづくりの方向性に関する記事にも注目が集まり、今後の都市政策のキーワードとなるものが垣間見れたと感じました。

また、新人賞、大賞ともに道路空間の取組みに着目されたものであり、未完成でありながら挑戦的なアクションを取り上げています。それぞれの取組みについて、内容等の賛否があるものかもしれませんが、議論が進むことでより精度が上がり、理解も高まるものであると読んでいて感じました。

あなたが注目した記事はありましたでしょうか?今年のうちに是非読んでみてください!
2023年は、パブリックスペースをテーマにどの様なことに注目が集まるのか、どの様な議論が進められるのか楽しみですね。

Twitter

Facebook

note

9+