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リバー・ウォーターフロント|水辺

憧れの水上結婚式! 名古屋「堀川ゴンドラウェディング」実体験レポート

最近増えて来ているアウトドアウェディング。明るい日差しの中、緑や水辺の自然に囲まれたソトで、友人から道行く人々までの祝福を受け──と、憧れる人も多いでしょう。そんな屋外挙式の中でも、都市の水辺での結婚式となると、かなり希少ではないでしょうか?

2019年5月10日、ソトノバ名古屋支部ライターである筆者が、堀川での「ゴンドラウェディング」に自ら参加しました。なかなか体験できない水上ウェディングの魅力をお伝えしたいと思い、その様子をレポートします!

本場ベネチアから直輸入のゴンドラに乗って

堀川は名古屋市内を縦断する人口河川で、その利便性の高い立地から、様々な人がアクティビティを楽しんでいます。過去の記事(河川空間の魅力を五感で感じる! 名古屋の堀川アクティビティ)でも紹介したように、その様子は全国から注目を集めています。

そして堀川では、毎年春になると中心市街地に位置する納屋橋の周辺で「フラワーフェスティバル」を開催。地域の人々が花を植えたハンギングバスケットが、至る所に飾り付けられます。

イベントは名古屋市のほか、多数の団体からなる堀川フラワーフェスティバル実行委員会が中心となって実施しており、今年は13回目の開催です。ゴンドラウェディングは、このフラワーフェスティバルのオープニングを飾る企画。新郎新婦がゴンドラに乗って、人前式を執り行います。ちなみにこのゴンドラは、本場イタリアのベネチアから名古屋市に寄贈されたものだそうです。

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堀川川沿いを、たくさんのハンギングバスケットが彩ります。 Photo by Kunika KONAKA

堀川ゴンドラウェディングの応募資格は年齢不問、結婚はしているけれど結婚式を挙げていない夫婦などが対象で、応募動機も提出します。昨年入籍したばかりの私たち夫婦は、過去の記事でも紹介した、堀川アクティビティに参加した思い出を綴って申し込みをしました。

その結果、限定1組の狭き門をくぐり抜け、幸運にも参加できることに! イベントを企画するNPO法人ゴンドラと堀川水辺を守る会や、衣装協力や会場運営を担当するMOITIE MOITIE(モアチェモアチェ)の方々との打ち合せを経て、当日を迎えました。

360度ソトの魅力

川の上というオープンな空間でのゴンドラウェディング。橋や遊歩道の上など、様々な角度から式の様子を眺めたり、参加したりできるようになっていました。

参列者には私たち夫婦の家族友人、同僚、フラワーフェスティバルの実行委員に加え、下校中の学生や、会社員の方、親子連れの方なども。納屋橋が市内の名古屋駅エリアと栄エリアの2つの繁華街に挟まれた場所で大通りに面していることから、通りすがりの人々も足を止め、水上の人前式を見守ってくれていました。

一方、水上では挙式中は水の流れに反して風も吹いていましたが、船主の巧みな竿さばきで、風向きに合わせ船体はくるくる。ちょうどよいお披露目に。ゴンドラと参列者の方々との距離は目を合わせられるくらい近く、アットホームな雰囲気で始まりました。

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MOITIE MOITIE会場前の様子。実行委員など関係者の方々も、たくさん見守ってくれていました。 Photo by Keiko AIZAWA

ゴンドラウェディングを体験して、この結婚式が会場の人たちの声援を聞いたり反応を見たりしながら同じ時間を共有できる、貴重な経験だったと感じています。通常の結婚式では新郎新婦と参列者には一定の距離ができてしまい、互いに見える範囲が固定されてしまうのに対して、見渡しのよい河川では水の流れに合わせてゴンドラが動くことで、いずれの参列者との距離も近く感じることができました。

河川ならではの空間構成と自然な水流を利用すれば、今回の結婚式以外にも、いろいろな演出が考えられそうです!

そして何より、ドレスを着てソトへ出て、ゴンドラに乗ることができたのはとても新鮮でした!

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一番緊張した瞬間、ゴンドラ乗船。 Photo by Keiko AIZAWA
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夫婦誓いの言葉を述べると…… Photo by Keiko AIZAWA
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フラワーシャワーが舞い、クラッカーの音も聞こえてきました! Photo by Yusuke HIRANO
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イベント中はSUPに乗った人々が祝福に現れたり、定期運航の屋形船が通ったりするなど、自由な堀川らしい光景を楽しめました。 Photo by Keiko AIZAWA

あなたも水上挙式してみませんか?

堀川フラワーフェスティバルは、2019年5月10日から5月25日まで開催されました。期間中はゴンドラ乗船会、フォトコンテストなど、様々なイベントに参加することができます。また夜には、水面にイルミネーションが反射して、幻想的な雰囲気を楽しむこともできました。

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納屋橋のイルミネーション Photo by KEIKO AIZAWA

堀川のゴンドラウェディングは2020年以降も公募される予定です。水辺のウェディングに参加してみたい方は、応募してみてはどうでしょうか?

NPO法人 ゴンドラと堀川水辺を守る会

名古屋以外の地域でも水上の結婚式が実現したら、都市の日常が一気に明るくなりそうですね!

Cover Photo by Keiko AIZAWA

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