プラザ|広場
「お」お出かけをしてみる。【連載:あいうえお 広場ニスト入門】

連載としてスタートしました、「あいうえお 広場ニスト入門」
広場ニストの山下裕子さんが広場ニスト入門について、その心得を紹介していきます。
5回目となる今回は、「お」です。それでは、見てみましょう。
「お」お出かけをしてみる。
目的を持たなくても、お出かけをしたくなるまち。
そんなまちが、いま一番魅力的なまちのように感じます。
とある「まちなか広場」では、休日ごとに楽しいコトを仕掛け続けた結果、今日はとくに予定がないけどまちなか広場に行ってみよう!と、誘われる場所になりました。
これは「まちなか広場」が担える、都市機能のひとつではないでしょうか。
出かけるとは、原動力。健康な身体を保つためには、自らの足で歩いて出かけるのが一番ですが、例え自家用車で出かけたとしても自宅にいるよりは歩きます。
そのうえ、風にあたり、ひとを眺め、ひとから眺められ、時には誰かとおしゃべりがはずみ、たくさんの刺激を浴びます。それによって食欲がわいたり、おしゃれをしたくなったり、身体をますます動かしたくなったりと、はじまる好循環。
さあ!今日は、近所のまちなか広場ではなにをやっているかな。誰かいるかな。ネットではわからないから、まず出かけてみようかと!

あそべるとよたプロジェクト(豊田市)
次回の予告:「か」会議をしてみる。
ひらかれた空間である「まちなか広場」で、オープンな会議をしてみる。