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「さわれる」光を追いかけよう! オーストリア発のソトを楽しくする装置が来日中
路上を動き回る丸いピンクの光。足で止めると跳ね返る! まるで現実のボールのように、蹴ったり、自分の影で囲いこんでみたり──思わず童心に返って走り回ってしまいます。「Solar Pink Pong(ソーラーピンポン)」というこのシステム、オーストリアのアーティスト集団、「Assocreation(アッソクリエーション)」の作品です。
システムはカメラと反射板、太陽電池パネルで構成した人工衛星のような形をしています。カメラで人の体や影を認識して反射板の角度をコントロールします。太陽電池で電力を賄うことで、電力インフラに依存せずに、どこにでも設置できるように設計されています。
文化庁メディア芸術祭受賞、六本木で体験できる
これまでドバイやブラジルのサンパウロなど、世界各地で展示をしてきたこの作品。この度、第19回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門の優秀賞を受賞しました。2016年2月3日(水)から2月14日(日)の日程で開催中の受賞作品展で、実際に体験できます。
本来はソトでの人のアクティビティを誘発する作品なのですが、日本の冬の太陽光だと難しいとのことで屋内展示になっています。さんさんと降り注ぐ強い太陽の下で、光の玉を追いかけて走り回ってみたいですね!
受賞作品展の詳細はこちらから、入場無料です。
▼第19回文化庁メディア芸術祭(http://festival.j-mediaarts.jp/)