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都市に椅子を並べて住民のコミュニケーションを促す。スペイン・アブランテスの「180 CREATIVE CAMP 2015」から生まれたDOMESTICITY
スペインのアブランテスで、「180 CREATIVE CAMP 2015」というアートコンペが行われた。自治体のアブランテスと建築プラットフォームのArchidailyリスボン建築トリエンナーレなどがコラボしている。
コンペ内で「URBAN INTERVENTION PROJECTS」は、ポルトガル、ブラジル、デンマーク、オーストラリア、トルコ、イギリス、メキシコ、ベネズエラ、米国、コロンビア、ポーランド、インド、アルゼンチン、イタリア、フランス、インドネシア、ドイツ、ボリビア、チリ、ポーランドなどの20カ国のチームの提案が1ヶ月で集まりました。
コンペの勝者は、「DOMESTICITY」という提案でマリア・マザンティとマルティン・ラミレスが受賞し、活動費が€5000(約66万円)与えられました。彼らの提案ボードは下記のように都市の中に様々な色の椅子を並べ、都市の住民の生活を豊かにするというものです。
実際に行われた写真と動画を見てみましょう。
多色の椅子たちがまちに置かれると、だんだん住民たちが座って行きます。普段は何もなかった路地やまちがカラフルな椅子たちと住民によって彩られていく、素敵なアートプロジェクトですね。ちょっとの仕掛けでアートがパブリックライフを豊かにしています。
Domesticity @ 180 Creative Camp Abrantes 2015 from Canal180 on Vimeo.
photo by 180 CREATIVE CAMP 2015 WEBSITE