「く」靴を脱いでみる。【連載:あいうえお 広場ニスト入門】

連載としてスタートしました、「あいうえお 広場ニスト入門」
広場ニストの山下裕子さんが広場ニスト入門について、その心得を紹介していきます。
8回目となる今回は、「く」です。それでは、見てみましょう。

「く」靴を脱いでみる。

まちなか広場にある人工芝の遊び場は、靴を脱いであがる約束です。

それは、大きく開放的な空間であるまちなか広場には人を高揚させる力があり、自分の気持ちに素直な子どもたちは興奮しながらグルグルと力いっぱい走ったりします。その際に、靴を履いたままでは怪我のもとになりかねません。

そこで、行儀良くゆったりとした気持ちで遊んでいただけるよう靴を脱ぐ約束にしました。靴を脱ぐ日本文化は、くつろぎを促します。

靴を脱いであがるお店での懇親会は、親近感が深まったりする気がするのは気のせいでしょうか。

大人も子どもも、大勢の人が通りかかる場所であるにもかかわらず、なんだかのんびりと、ウキウキしながらマイペースにつみ木に没頭されます。

そして、つみ木を通したまたま居合わせた人同士ふれあいがうまれ大きな作品を作るチャレンジがはじまったりもします。お互いにくつろいでいるからこそコミュニケーションが、はじまるのかもしれません。

toyama

次回の予告:「け」計画をしてみる。

「まちなか広場」の使う計画・予定をたてる人が増えてきた理由とは。

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山下 裕子

山下 裕子

広場ニスト、全国まちなか広場研究会・理事 07年富山市まちなか賑わい広場グランドプラザ運営事務所。10年(株)まちづくりとやまグランドプラザ担当。現在、NPO法人GPネットワーク理事、(株)ハイマート久留米にて ひと・ネットワーククリエイター。著書に「にぎわいの場 富山グランドプラザ--稼働率100%の公共空間のつくり方」(学芸出版社)