「け」計画をしてみる。【連載:あいうえお 広場ニスト入門】

連載としてスタートしました、「あいうえお 広場ニスト入門」
広場ニストの山下裕子さんが広場ニスト入門について、その心得を紹介していきます。
9回目となる今回は、「け」です。それでは、見てみましょう。

「け」計画をしてみる。

とあるまちなか広場の運営がはじまり、段々と変化したことのひとつに1年前予約の定着があります。

開業時から1年前予約は可能でしたが、2年目までは予約も多くなく皆さんマイペースに予約をされていました。しかし3年目からは利用者が格段に増え予約が取りにくい事態となり、恒例化を望む素敵な催事の主催者には事務所から連絡をして早めの予約を促しました。

そして段々と催事終了時に翌年の予約をする主催者が増え、予約し翌年の開催も決めた催事後の宴は単なる打ち上げではなく反省会となり決起会ともなるようで皆さんの結束力がますます確かなものになっていかれました。

本業でもない催事を1年も前から計画された皆さんの日常はとても計画的になり、ポスターの出来栄え等様々な事象がブラシュアップされ、マンネリ化を防いでいたような気もします。

現在も月に2度程度の恒例催事が定着されるのも、1年前の予約がいまも定着しているからかもしれません。

庁内の広場的打合せスペース(氷見市)

次回の予告:「こ」恋をしてみる。

「まちなか広場」での偶然の出会いからうまれる恋があるかもしれません。

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山下 裕子

山下 裕子

広場ニスト、全国まちなか広場研究会・理事 07年富山市まちなか賑わい広場グランドプラザ運営事務所。10年(株)まちづくりとやまグランドプラザ担当。現在、NPO法人GPネットワーク理事、(株)ハイマート久留米にて ひと・ネットワーククリエイター。著書に「にぎわいの場 富山グランドプラザ--稼働率100%の公共空間のつくり方」(学芸出版社)