「か」会議をしてみる。【連載:あいうえお 広場ニスト入門】

連載としてスタートしました、「あいうえお 広場ニスト入門」
広場ニストの山下裕子さんが広場ニスト入門について、その心得を紹介していきます。
6回目となる今回は、「か」です。それでは、見てみましょう。

「か」会議をしてみる。

シアンする空間。
空間によって導かれる思案もあるように感じています。
空までの近さによって、天井の高さによって、他者との距離感によって、無意識に耳にはいるノイズによってかわる思案の佇まい。

とある「まちなか広場」では、広場に面している店舗スタッフの皆さんが店内からコーヒーを持ち寄り、輪になって会議をする光景が恒例になりました。自ら広場をご活用いただくことで愛情が芽生えているような気がしますし、背伸びも深呼吸もできる広場会議では笑顔もアイデアもたくさんうまれていそうです。

そういえば不思議と(本来、当然なのかもしれませんが)イベント広場としても活用される日常の広場では、イベント開催に向けて主催者の皆さんが打ち合わせをしている光景もよく見られます。本番会場での打合せは、イマジネーションもふくらみ、手を広げたり歩数で計ってみたりと実際のサイズ感を共有しながら話ができるので、会話も妄想も弾んでいるような!

民地の広場的空間(熊本市)

民地の広場的空間(熊本市)

次回の予告:「き」気温差楽しんでみる。

昨日との気温差が大事?!「まちなか広場」で感じる、人も動物なのである。

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山下 裕子

山下 裕子

広場ニスト、全国まちなか広場研究会・理事 07年富山市まちなか賑わい広場グランドプラザ運営事務所。10年(株)まちづくりとやまグランドプラザ担当。現在、NPO法人GPネットワーク理事、(株)ハイマート久留米にて ひと・ネットワーククリエイター。著書に「にぎわいの場 富山グランドプラザ--稼働率100%の公共空間のつくり方」(学芸出版社)