ソトノバ・スタジオ

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ソトノバ・スタジオ

6/7締切:ソトノバ・スタジオ|Park(ing)Dayクラス「ホスト編」参加団体募集!

ソトやパブリックスペースに関する能動的な学習(アクティブ・ラーニング)としてソトノバが開催する人材育成講座、ソトノバ・スタジオ。

ソトノバは、2019年より、パブリックスペースにおけるアクションの実践知、タクティカル・アーバニズムやプレイスメイキングに関する思想や概念などについて学びながら、Park(ing)Dayの企画と実践を行うソトノバ・スタジオ|Park(ing)Dayクラスを開講してきましたが、2020年はウィズコロナの中、オンライン講座を通じて全国6都市から参加者を募り、パブリックスペースのプレイヤーの裾野をさらに広げる取り組みに繋げてきました。また、2021年3月のPlacemaking Week JAPAN 2021ではPark(ing)Dayサミットを開催。活動の共有・紹介と、妄想Park(ing)Dayと題したオンラインワークショップから、まちの未来を想像しました。

昨年得られた全国各地での実践知を元に、今年2021年は、全国各地の団体がPark(ing)Dayの開催を通じて、自らパブリックスペースに関わる人材を発掘・育成を行い、継続的な活動に繋げることのできるよう、ソトノバ・スタジオ|Park(ing)Dayクラス「ホスト編」を初開講します。「ホスト編」終了後の8月からは、例年と同様、実際にPark(ing)Dayの企画と実践を行う「実践編」も開講するので、そちらも乞うご期待ください。

新型コロナウイルス感染症の拡大の中、積み重ねられてきた各地での新しい都市のあり方についても学びながら、ストリートの活用を通して地域でアクションを起こしてみたい、全国各地の仲間と繋がり視野を広げてみたい…そんな想いのある団体のご参加をお待ちしています! 

ソトノバ・スタジオ|Park(ing)Dayクラス「ホスト編」開催概要

ホスト*のメリットと役割

ソトノバ・スタジオ|Park(ing)Dayクラスのホストとなるメリットとしては、以下の点があると考えています。
・タクティカル・アーバニズムやプレイスメイキングの実践が可能
・パブリックスペース活用の意識啓発
・企画者が参加しやすい
 企画したくても難しい状況を、ソトノバ・スタジオと協働することで開催のハードルを下げられます
・パブリックスペースのプレイヤーの収集、発掘、育成
・行政の計画、空間整備などのプロジェクトの初動のきっかけづくり
・世界的なパブリックスペースムーブメントを行うことによる宣伝効果やインパクト

*ホストとは、Park(ing)Dayの開催地を提供する団体です

ホストの役割および今後の動きについてまとめましたので、以下の資料もご覧ください!

yakuwari2106021800ソトノバスタジオ|Park(ing)Dayクラス ホストの役割

スケジュール

申込締切:6月7日(月)
第1回:6月14日(月)19:00−21:30
「キックオフ!ホストレクチャーシリーズ①『Park(ing)Day2020の実践』」
第2回: 6月21日(月)19:00−21:00
「ホストレクチャーシリーズ②『街路空間利活用と人材育成ー横浜市の実践ー』」
第3回: 6月28日(月)19:00-20:00
「Park(ing)Day開催地の決定」

210516parkingday-scheduleソトノバスタジオ|Park(ing)Dayクラス ホストのスケジュール

参加者は、上記講座への参加の他に、ホストとして以下の動きを行える団体に限ります。
6月中 交通管理者、道路管理者、沿道関係団体との事前協議&大筋合意
8-9月 Park(ing)Dayクラス「実践編」への参加(無料/参加推奨)
9月頭 事前協議(交通管理者)|準備物:申請書類
9月6日の週 申請書類提出(交通管理者)|準備物:申請書類
9月17日 Park(ing)Day実践

開催概要

講座形式オンラインにて実施
主催一般社団法人ソトノバ
※本講座は、国土交通省官民連携まちなか再生推進事業の助成を受けて実施します 
参加費無料
※ページ下にある「本講座参加にあたってのお願い事項」をご確認ください
定員・5都市程度
・本クラスには、各都市につき最大3名まで参加いただけます
※応募状況に応じて、定員は増減する可能性があります
申込以下のフォームからお申し込みください。
https://forms.gle/RqE1w9ayHHBwyaFy5

こんな人におすすめ!

・Park(ing)Dayを開催してみたい団体
・Park(ing)Dayの開催を通して、自団体や地域に関わる仲間を増やしたい、パブリックスペースに関わる人材を発掘したい、もしくは育てたい団体
※Park(ing)Day2021の開催場所を提供できる団体を対象とします
※2020年度は、自治体、まちづくり団体、商店街がホストをつとめました

このクラスで得られること

・Park(ing)Dayの企画を通して、パブリックスペースに関わる人材を発掘、育成できる
・Park(ing)Dayの実践を通して、まちの将来ビジョン策定の一助となる
・都市やパブリックスペースに興味がある参加者・講師との人的ネットワークが得られる

講師

プロデューサー

石田祐也(建築家/一般社団法人ソトノバ共同代表理事、合同会社ishau代表)
猪飼洋平(建築家/ソトノバ・パートナー、icai一級建築士事務所代表)
佐藤まどか(プレイスメイカー/HITOTOWA INC. ディレクター)
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ゲスト講師

桂有生氏(横浜市都市デザイン室)
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先輩ホスト

田辺綾子氏 (ミズシマ・パークマネジメント Lab. 常務理事)/Park(ing)Day2020倉敷 ホスト
伊藤大輔氏(竹原市建設部都市整備課)/Park(ing)Day2020竹原 ホスト

プログラム

第1回:6月14日(月)19:00−21:30
「キックオフ『Park(ing)Dayの意義を学ぶ』・ホストレクチャーシリーズ①『Park(ing)Day2020の実践』」

初回は、Park(ing)Dayの概要と意義を学ぶとともに、今年度Park(ing)Dayを実施したい場所について皆さんからプレゼンテーションをしていただきます。
ゲストは昨年度ホストの、田辺綾子氏(ミズシマ・パークマネジメント Lab. 常務理事)・伊藤大輔氏(竹原市建設部都市整備課)。Park(ing)Dayの実現に向けて大切な、参加者のモチベートや地域関係者とのコミュニケーションなどのポイントについて、レクチャー・ディスカッションの時間を設けます。

第2回:6月21日(月)19:00−21:00
「ホストレクチャーシリーズ②『街路空間利活用と人材育成ー横浜市の実践ー』」

第2回は、横浜市都市デザイン室の桂有生氏をゲストに迎え、街路空間の活用を通した、街に関わる人材の育て方についてのレクチャーを開催します。
また、参加者同士でPark(ing)Day実施に向けた地域関係者との調整・協議状況を確認。ソトノバからのフォローの時間も設けます。

第3回:6月28日(月)19:00-20:00
「Park(ing)Day開催地の決定」

第3回は、いよいよPark(ing)Day開催地の決定です。第2回に引き続き、地域関係者協議の進捗共有を行い、Park(ing)Day開催地を確定。さらに、8月の実践者クラス開講に向けての心構えを確認します。

本講座参加にあたってのお願い事項

①本講座への参加は、Park(ing)Day2021の開催場所を提供できる団体に限ります。

②Park(ing)Day開催にあたり発生する以下費用についてはご負担をお願いいたします。
1)道路使用許可申請料
2)プレスリリース等広報費
・ソトノバでは、実践者募集時とPark(ing)Day開催時のプレスリリースを行っておりますが、ホスト団体が独自にプレスリリースをされる際は、自己負担でお願いします。
3)備品購入代等雑費
・Park(ing)Dayの企画を検討するにあたって、必要となる事務用品や印刷代などは自己負担でお願いします。
4)作業場所代
・「実践編」参加者とリアルな場でPark(ing)Dayの企画を検討することもあるかもしれません。その場合、会議室等のレンタル費については、自己負担でお願いします。
・2020年度は、1)現地視察も兼ねたまちあるきの回、2)Park(ing)Dayの企画を検討するシャレットワークショップの回、の2回については、各ホストに会議室等を提供いただきました。

③Park(ing)Day開催当日にかかる什器費について
・Park(ing)Day当日に設置する什器にかかる購入費、製作費に関して、1都市につき8万円程度の準備金を用意できる想定です。8万円を超える費用については実践者負担となります。
・その用途は、家具購入費やPark(ing)Day当日運搬費等に限ります。
・会議室等のレンタル費、飲食費等は認められません。

Park(ing) Dayとは?

Park(ing) Day(パーキングデー)とは、毎年9月第3金曜日に路上駐車スペースを小さな公園に変えるという世界的パブリックスペースムーブメントです。その始まりは2005年に米国のサンフランシスコでREBAR Groupという学生チームがゲリラ的に行ったPark(ing)という取り組みでした。以降、世界中に展開され、パブリックスペース活用のムーブメントになっています。
各地でのPark(ing) Dayの様子はtwitterやInstagramのハッシュタグを検索することで見ることができます。

48820289462_2a3a652a9e_oハッシュタグ #Parkingday で検索すると世界中のPark(ing)Dayを見ることができます

Park(ing)Dayの意義とは

2005年に初めてPark(ing)が行われたサンフランシスコでは、その恒久版と言えるパークレット(Parklet)が2010年に実験、2013年にはパークレットプログラムが始められていて、タクティカル・アーバニズムの代表的な例として位置付けられています。

ソトノバでは、これまで過去4年に渡り、Park(ing) Dayを実践してきました。2017年は大宮、2018年は沼津、2019年は渋谷宮益坂、そして2020年は初の全国6都市(横浜・八千代・四日市・長浜・倉敷・竹原)同時開催を実現しました。

Park(ing)Dayは、社会実験でも単発のイベントでもありません。パブリックスペースにおいて、市民が心地よく過ごすための演出、実践を行うアクションです。実際にアクションをしてみることで、実践者はそれまでとは違った街の見方を得られるはずです。

また、場所を提供するホスト団体にも多くのメリットがあります。2020年のPark(ing)Dayクラスでは、各都市で、Park(ing)Dayの企画と実践を通してホスト団体とPark(ing)Dayの実践者との繋がりが生まれ、地域のプレイヤーの発掘につながったほか、竹原市ではPark(ing)Dayの実践を行った竹原駅前エリアにおいてウォーカブルビジョンを策定するなど、Park(ing)Dayを通して地域の将来ビジョンを考える契機にもなりました。

20190920-160702_48796057898_oPark(ing)Day2019 渋谷宮益坂

210519-6citiesPark(ing)Day2020 全国6都市の様子

これまでのPark(ing)Dayの実践

Park(ing)Dayの実践は、日本全国各地に広がっています。ソトノバでは路上空間活用の更なる広がりを目指し、この仲間に加わってくださる地域・団体を募集しています!Park(ing)Day JAPANのウェブサイトもぜひご覧ください。

「プレイスメイキング・ガイド パーキングデー」を公開!

過去数年間、そして2020年ソトノバ・スタジオ|Park(ing)Dayクラスの取り組みを纏めた「プレイスメイキング・ガイド パーキングデー(β版)」を公開します!
Park(ing)Dayの概要から実践知まで、盛りだくさんの内容です。ホストへぜひ応募したい!という方も、迷っていらっしゃる方もぜひ読んでいただきたいのが、Park(ing)Day Japan Manual 2020 実践の心得。日本で、Park(ing)Dayをやってみたい方の背中を押してくれる羅針盤となっています。
このガイドをご覧になりながらぜひ、自分たちのまちでPark(ing)Dayを開催したときのイメージを膨らませてみてください!
※β版のためダウンロードはできません。近日中の正式版リリースまでお待ちください。

kokoroe1 kokoroe2Park(ing)Day Japan Manual 2020 実践の心得 (プレイスメイキング・ガイド パーキングデーより抜粋)

Park(ing)Day2021を開催しませんか?Park(ing)Dayクラス「ホスト編」へのご参加をお待ちしています!

2020822-106Park(ing)Day2020竹原 ホスト団体と実践者によるワークショップ

2021年度は、Park(ing)Dayを通じた各地域のパブリックスペースに関わる人材の更なる広がりを目指し、Park(ing)Dayクラス「ホスト編」を開講する運びになりました。全3回の講座を通じてPark(ing)Dayの意義や活用方法、とくにパブリックスペースに関わる人材の活かし方を学びます。

「ホスト編」終了後、8月からは各地でメンバーを募集し「実践編」のクラスがスタート。事例やアクションのノウハウを学びながら実際にPark(ing)Dayを企画します。(2020年度のソトノバ・スタジオ|Park(ing)Dayクラスは全国6都市の開催地周辺に住む計43名の方が受講し、Park(ing)Dayを実践しました。※2020年度は「実践編」のみの開催)

今年も、一緒にPark(ing)Dayを開催してくださる団体の方をお待ちしています!

parkingdayclass2020_12020年度のソトノバ・スタジオ|Park(ing)Dayクラス参加者の皆さん

Park(ing)Day JAPAN WEBサイトをご覧ください!

ソトノバでは、日本でPark(ing)Dayの普及を進めていくため、日本におけるPark(ing)Dayの情報を集約するプラットフォーム、Park(ing)Day JAPANのWEBサイトを運営しています。

Park(ing)Day2020の情報はもちろん、昨年のPark(ing)Day2019渋谷宮益坂のレポートなども紹介しておりますので、是非ご覧ください。

公式WEB: http://parkingday.jp
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