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5/8締切延長!:「Park(ing) Day2020やってみたい宣言」募集!2019レポートも公開
4/15締切だった、「Park(ing) Day2020やってみたい宣言」募集!につきまして、新型コロナウイルス感染症の影響のため、5/8(金)まで締切を延長いたします。
1日限定で路上駐車スペースを小さな公園に変える「Park(ing) Day」。2005年にサンフランシスコから始まったこの取り組みは、毎年9月第3金曜日に世界中の有志が自分たちの街で実践する、世界的なパブリックスペースムーブメントとなっています。
ソトノバでは、これまで過去3年に渡り、Park(ing) Dayを実践してきました。2017年は大宮、2018年は沼津、そして2019年は渋谷宮益坂。
2019年からは、ソトノバの経験を活かし、より多くのパブリックスペースの実践者を育むため、Park(ing) Dayのノウハウを学ぶ「ソトノバ・スタジオ|タクティカル・アーバニズム・クラス」を開講し、公募で集まった受講生とともに「Park(ing) Day2019渋谷宮益坂」を企画から実施しました。
2020年のPark(ing) Dayは2020年9月18日。ソトノバでは、より多くの地域で開催することを目指して、まずはPark(ing) Dayを実践してみたいと考えている地域と人を募集することにしました!
本記事では、Park(ing) Dayについての解説、2019年実施したPark(ing) Day2019渋谷宮益坂のプロジェクト・レポートの紹介、そして2020年にPark(ing) Dayを実施したい地域と人を募る「Park(ing) Day2020やってみたい宣言」の呼び掛けをします。
Contents
Park(ing) Dayとは?
Park(ing) Day(パーキングデー)とは、毎年9月第3金曜日に路上駐車スペースを小さな公園に変えるという世界的パブリックスペースムーブメントです。その始まりは2005年に米国のサンフランシスコでREBAR Groupという学生チームがゲリラ的に行ったPark(ing)という取り組みでした。以降、世界中に展開され、パブリックスペース活用のムーブメントになっています。
各地でのPark(ing) Dayの様子はtwitterやInstagramのハッシュタグを検索することで見ることができます。
ハッシュタグ #Parkingday で検索すると世界中のPark(ing)Dayが展開また、ソトノバがPark(ing)dayを開催する際にREBAR Groupが出したオープンソースマニュアルを邦訳し、これに基づいて実践しています。
Park(ing)Dayの意義って?
Park(ing) Dayは、路上駐車スペースを車のための空間から人間のための空間へと転換する取り組みです。それ自体が歩行者中心の道路空間を志向しているとともに、Park(ing) Dayで行なわれる活動はとてもユニークで、街行く人々に対して道路空間の新しい使い方を提示します。
2005年に初めてPark(ing)が行われたサンフランシスコでは、その恒久版と言えるパークレット(Parklet)が2010年に実験、2013年にはパークレットプログラムが始められていて、タクティカル・アーバニズムの代表的な例として位置付けられています。
ソトノバでは、これまで過去3年に渡り、Park(ing) Dayを実践してきました。2017年は大宮、2018年は沼津、そして2019年は渋谷宮益坂。
Park(ing)day2018沼津ソトノバでは、Park(ing)dayの国内の普及のため、Park(ing)Day Japanの活動もしています。ぜひ、フォローやチェックしましょう!
FACEBOOK/Twitter/Instagram
Park(ing) Day2019渋谷宮益坂のレポートを公開!
2019年、ソトノバ・スタジオ|タクティカル・アーバニズム・クラスを通して実施したPark(ing) Day2019渋谷宮益坂のプロジェクト・レポートを公開しました!
Park(ing) Day2019渋谷宮益坂では、受講生10名が2グループに分かれて実践。
レポートでは、各グループの具体的な検討や実施内容はもちろん、タクティカル・アーバニズム・クラスでの講座概要や、実施に向けたタイムライン、コストまで、盛りだくさんの内容です。
ぜひご覧ください!
Park(ing)Day2019渋谷宮益坂プロジェクトレポート 都心で自然を感じられる仕掛けを演出 「サードプレイス」をコンセプトに様々な座り方ができる場を提供動画もぜひチェックしましょう!
「Park(ing) Day2020やってみたい宣言」を募集します!
そして2020年、より多くの地域での実践を目指して、Park(ing) Dayをやってみたい地域と人を募ることにしました!
2019年はスタジオ形式にしたことで、受講生たちの創意工夫溢れるPark(ing) Dayが実現できました。一方で、交通管理者との事前協議や、地元商店街や自治体との調整などは、Park(ing) Dayを確実に実施するために、ほぼソトノバ・スタジオの開講前に済ませていたため、受講生がそういった協議の場に立つ機会が限られるなど、スタジオとしての改善の余地も見つかりました。
Park(ing)Day2019渋谷宮益坂の実施スケジュールそこで、Park(ing) Dayを実践したいと思っている地域と人を広く募ってみたいと思います!
2020年もソトノバ・スタジオ|Park(ing) Dayクラス(基本オンライン+数回の対面講座の予定)を開講予定です。本クラスでは、Park(ing) Dayの実践的なノウハウを学びつつ、実施にむけた準備からPark(ing) Dayの実践、そして中長期的なストリート改善提案まで、一気通貫で学ぶことができるプログラムを組んでまいります。
また、2020年のソトノバ・スタジオ|Park(ing) Dayクラスの受講については、後日正式に公募をする予定です。今回の募集は、より多くの地域でPark(ing) Dayを展開するため、実践したい地域・人を把握するアンケートとお考えください。
実践する人は今見つけられていないけど、Park(ing) Dayを開催してみたいと考えている自治体、商店街などの皆さん。
実践する場所は今見つけられていないけど、Park(ing) Dayをやってみたいと考えている皆さん。
全国に同じような志を持った仲間はいます!
私たちソトノバは、そんな同志たちの活動を応援していきたいと思っています。
もちろん、宣言はするけれど、ソトノバ・スタジオと関係無しにご自身で実践していただくのでも構いません。ソトノバ・スタジオ|Park(ing) Dayクラスでは、Park(ing) Dayの実施に向け、関係者協議を進める上でのアドバイスといったサポート体制を敷くとともに、タクティカル・アーバニズムやプレイスメイキングといった概念や手法に関して知見を提供していきます。詳しくは続報をお待ちください。
それでは、Park(ing) Dayをやってみたいと思っている皆さん、宣言フォームから意思表明をお願いします!
今後のスケジュール(予定)
3月9日 | 「Park(ing) Day2020やってみたい宣言」募集開始/一次募集 |
4月15日 | 「Park(ing) Day2020やってみたい宣言」締切 |
4月30日 | 「Park(ing) Day2020やってみたい宣言」質疑締切 |
5月1日 | 「Park(ing) Day2020やってみたい宣言」質疑回答 |
5月8日 | 「Park(ing) Day2020やってみたい宣言」延長締切 |
5月中旬 | Park(ing) Day2020実施場所 正式公募/二次募集(〜6月中旬) |
6月下旬 | ソトノバ・スタジオ|Park(ing) Dayクラス受講生募集(〜7月末) |
7月下旬 | ソトノバ・スタジオ|Park(ing) Dayクラス開講 |
9月18日 | Park(ing) Day2020実施 |
11月 | Park(ing) Day2020報告会 |
※あくまで現段階の構想です。変更になる場合があります。
※変更点を太字で表示
「Park(ing) Day2020やってみたい宣言」概要
対象者| | Park(ing)Dayを実践したい! →Park(ing)Day等、都市的な小さな介入を自分でやってみたい、興味がある個人、団体 |
Park(ing)Dayの開催地を提供したい! →地方自治体、商店街、エリマネ団体等、活動エリアをもつ団体 | |
〆切| | 締切延長:2020年5月8日(金) ※新型コロナウイルス感染症の影響のため |
URL| | https://forms.gle/TrTDegkgVxSjU3sX6 |
問合せ| | hello●parkingday.jp ※●を@に変えてください。 |
Tactical Urbanism & Placemaking japan Networkへようこそ
ソトノバでは、パブリックスペース、タクティカル・アーバニズム、プレイスメイキングの日本の普及のため、継続的なネットワークをFACEBOOKグループで築いています。Park(ing)dayについての情報交換もしていく予定です。興味のある方は、ぜひ参加リクエストをしましょう。FACEBOOKアカウントがあればどなたでも参加できます。