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Placemaking Week JAPAN 2021がもっと楽しくなる!プレイス・ゲーム入門

いよいよ、3月12日からPlacemaking Week JAPAN 2021がスタートします!

このレポートでは、Placemaking Week JAPAN 2021インターン生の筆者が、3月13日に行われるリモートワークショップ『グローカル・プレイスターゲティング』のベースとなっているプレイス・ゲーム(Place Game)についてご紹介します!

この記事でプレイスゲームの概要をチェックして、ぜひPlacemaking Week JAPAN 2021に参加してみてください!


プレイス・ゲームとは?

皆さんは、プレイス・ゲームという言葉を聞いたことがありますか?

プレイス・ゲームは、場所のポテンシャル・課題を見つけるために、まちあるきをしながら空間を評価し、ディスカッション、短期的・長期的アクションの提案を行う参加型のワークショップです。

プレイス・ゲームでは、まちあるきの時に評価のシートを使います。その評価項目は、よいプレイスにはどういった要素や特徴があるのかをまとめた4つのポイント(快適さとイメージ、アクセスと接続、利用と活動、社会性)がベースになっています。(プレイス・ダイアグラム)

出典:成功するパブリックスペースをつくるには?プレイスメイキングの評価ポイントを公開!

プレイス・ゲームの背景にあるプレイスメイキング

プレイスゲームの背景には、プレイスメイキングという考え方があります。

プレイスメイキングは、

「コミュニティを中心にパブリックスペースを再考し、改革するために人々が集まって描く共通の理念」

PlacemakingX

と定義づけられており、パブリックスペースを変革するための哲学であるとともに、ただ存在するだけの空間(スペース)を思い入れのある場所(プレイス)にアップデートしていく実践的なプロセスも重視されています。

以前、ソトノバの記事で、パブリックスペースの企画設計、活用に支援を行うニューヨークの非営利団体Project for Public Spaces(PPS)が提唱した「居場所をつくるための5つのステップ」が紹介されていましたが、プレイス・ゲームのアプローチはその第2のステップにあたります。

【居場所をつくる5つのステップ】

STEP1コミュニティに出会い、ステークホルダーを特定する
STEP2場所を評価し、問題を明らかにする
STEP3ビジョンとマネジメント戦略を立てる
STEP4短期間の実験
STEP5継続的な再評価と長期的な改善

詳しい内容はこちらの記事に取り上げられておりますのでぜひ合わせて読んでみてください。記事:Project for Public Spacesが提唱するプレイスメイキングの5つのステップ(2018/2/7)

居場所をつくるために、場所が直面している課題や持っているポテンシャルをワークショップ形式で理解していくのが、プレイス・ゲームという事ですね!

誰でもできる!今日からできる!プレイス・ゲーム実践

プレイス・ゲームはとてもシンプルなもので評価シートがあれば、誰でも気軽に取り組むことができます。

プレイス・ゲームは、次のような流れで行います。

【プレイスゲームの基本的な流れ】

①対象地決め

まずはプレイスゲームを行う対象地を決めます。地域にとって大事な場所、自分自身が大切にしている場所など、これからもっと魅力的にしていきたい場所を選びましょう。

対象地が決まったら、評価シートを持ってまちに出ます。

Place game お城通り船場広場これから自分がアクションを起こしていきたい場所を選びます。。photo by Miyake Hifumi

②まちあるき

4つの項目に分けて質問が書かれた評価シートを片手に、じっくりまちの様子を見ていきます。その日の気候や観察する曜日、時間帯によって人の流れや行動は変わります。対象地の理解を深めるには、数日に渡って条件を変えながら観察してみるものありかもしれません。

②プレイスゲームとは?プレイスゲームで使用する評価シートはこのように大きく4つの評価項目で書かれています。 photo by Miyake Hifumi

③評価シート書き込み

対象地がどういう状況なのか、どこを良くしたらいいのか、評価シートをつかってあぶりだし、自分がその対象地で起こせそうな具体的なアクションや、理想のプレイスを実現させるため誰をどういう形で巻き込んでいくかということをイメージしシートに細かくメモしていきます。

Place game お城通り船場広場評価項目にそって、対象地を見ていくと、場所の良いところ悪いことろが分かってきます。photo by Miyake Hifumi

④写真を撮る

まちの様子がわかる風景の写真を撮ります。写真は、ディスカッションやシェアタイムの時の重要な素材になるので、なるべく多くの評価項目や気づきを説明できるように撮影するのがポイントです。

Place game お城通り船場広場場所によって利用している人の属性や活動が違うことに気づきます。photo by Miyake Hifumi

⑤ディスカッション&アイディアをシェア

それぞれ記入してきた評価シートを元に、対象地の評価をディスカッションし、その場所をより魅力的にするには短期的には何ができるか、長期的には何ができるかアイディアをまとめシェアします。

自分の感覚でまちをとらえる

プレイス・ゲームでは、”自分がその場所をどう感じるか”という主観的な感覚にも目を向けます。そのため、専門家だけでなく、小学生も、ママさんも、年配の方も、様々な世代やバックグラウンドを持った人が共通の土台で議論することができ、一人ひとりのまちの評価・見方が居場所づくりに向けての重要な素材になります。

プレイス・ゲームは1人ですることもできますが、複数人で行う方が、多様な意見持ち寄ることができ、面白い発見があったり、その後のアクションの可能性も広がっていきます。

ぜひゲームの際には、周りの人を巻き込んで挑戦してみて下さい!

世界初の試み!全国をオンラインでつないだプレイスゲームに参加しよう!

3月13日(土)14:45~21:00リモートワークショップ『グローカル・プレイスターゲティング』が開催されます。
他にもプレイス・ゲーム関連のイベントがいくつか組まれています。(オンタイムで参加できない人は通しチケットに見逃し配信がついています)

#5-1 『プレイスメイキングとワークショップ』 参加とプレイスを育てるワークショップのつくりかた
2021年3月13日 (土) 13:00 – 14:30

#5-2 リモートワークショップ『グローカル・プレイスターゲティング』
2021年3月13日 (土) 14:45 – 21:00

#13 「PLACE GAMEガイド」公開! パブリックスペース診断ツールの使い方解説
2021年3月16日 (火) 18:00 – 19:00

コロナ禍でリアルで会えない状況を逆手に、世界初のオンラインでのプレイス・ゲームに挑戦。コロナ時代のプレイスメイキングの可能性をぜひ一緒に考えてみませんか。

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