レポート
パブリックスペースの1カ月を振り返る | ソトノバ7月記事まとめ
災害とも言われる今年の猛暑。その中でも各地で、ソトノバが実践されていますね。
今回も1か月の記事を振り返っていきましょう!
7月は、7本の記事をお届けしました。
今月は海外記事が多かったですね。「パブリックライフの質」に関する記事や、ゲール研究所の「Inclusive Healthy Places」についての記事、ロンドン事例まとめ20選の後編。
国内では、三浦半島の軒先の事例。ほか、ソトノバオープンゼミ第1回のレポートやまとめ記事、告知でした。
海外記事が多かった7月記事。一気にチェックしちゃおう!
Contents
7月記事で面白かった/気になった記事は?
今月から、ソトノバ・メディアメンバーからのレビューデータと一緒にお届けします。
ソトノバ・メディアメンバーの結果は以下のようになりました。
それでは、メンバーのコメントともに、7月の記事を見て見ましょう。
消滅可能性都市「三浦」の軒先から始まる新しい地域交流のかたち
ソトノバ・ライター「班目美紀」さんのライターデビュー記事。
記事冒頭の「「ソト」初心者の私は・・・」というのは、ソトノバに対する姿勢や距離感を示していて、印象的でした。
どうしても歩行者が多い都心のパブリックスペース活用事例は多い中、「消滅可能性都市」というワードと、三浦という「ローカル」なワードが、ソトノバの新たなファンを増やしていくような、そんなソトノバの中でもあまりなく、貴重なタイプの記事だと思いました。ぜひ、いろんな視点でソトを紹介していきたいので、参考になる記事です!
メディアチームからのコメントはこちら。
ちょうど軒先活用の企画を考えてたので参考になりました!
消滅可能都市なのに明るく賑わいが見えるから
素敵な取組を知ることができました。軒先なので汎用性も高く、興味深いです。
ロンドンで訪れるべきパブリック・スペース20選! 【後編:セントラル・ロンドン編】
ソトノバ・ロンドン支部の「鈴木あい」さんのロンドンのソト事例まとめ記事(後編)。
旅先や視察準備で、海外を訪れる際に、チェックしたいソト記事をまとめたもの。ニューヨークに引き続き、ロンドン。ロンドンにいくときにチェックしよう!
メディアチームからのコメントはこちら。
ロンドンに行きたくなりました!
この記事を読みながら、日本にあるパブリックスペースに目を向けたら、日々の暮らしがもっと楽しくなる気がします!
ニューヨーク編を執筆したのでロンドン編を見ることができたのはとても面白かったです。着眼点なども参考になりました。
インクルーシブ・ヘルシー・プレイシス(ゲール研究所のレポート翻訳)
ニューヨーク支部・ライターの「長方詩織」さんの、ゲールレポート翻訳記事。
インクルーシブ・ヘルシー・プレイシス(Inclusive Healthy Places)は、包括的な健康的居場所。
日本は賑わいばかりが目指されていますが、人や都市が健康になる、そんな指標が示されたのは興味深いですし、議論が一歩進んでいる印象を受けます。
パブリックスペースを健康という切り口で見る視点が面白かったです。
パブリックシーンを探求!学生ライター企画「ソトノバ・オープンゼミ」がスタート!
ソトノバ・学生ライター発のソトノバ企画、「ソトノバ・オープンゼミ」の初回レポートを、学生ライターの「三栗野鈴菜」さんが執筆しました。
パブリックスペースの議論は制度や実務など、難しい話も多い中、学生が議論したり、語れることはないか?と始まった企画です!(もちろん、社会人も参加しています)
その当日の様子は、ぜひ記事をご覧ください。
メディアチームからのコメントはこちら。
パブリック・シーンをこれからどのようにつくり、使っていくのかという都市での活動を考えていく上でとても重要な視点について、学生・社会人が分野を横断して議論しあうソトノバ・オープンゼミの概要がとても分かりやすく説明されていた。
いかがでしたでしょうか?
あなたのお気に入りの記事はみつかりましたか?
今回初めて、ソトノバ・メディアメンバーのレビューを始めました。記事のシェアなどとメディアチームが選ぶ記事に差が出るのも面白いですが、何より、メディアチームが他のライターの記事にコメントするようなレビューの機会はなかったので、そういったフィードバックや議論のきっかけになればと思います。
記事の内容は、少し海外の動きもいろいろある中で、国内の動きや事例ももっと紹介していけるように、ソトノバとしては取り組んでいきたいと思います!
暑さに負けず、ソト事例を見つけていきましょう!