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リバー・ウォーターフロント|水辺
2017年の水辺を振り返る!【カテゴリ別記事トップ5】
6日目にわたってお届けしている2017年のパブリックスペースを振り返る「カテゴリ別記事トップ5」!これまで道路、公園、広場とお届けしてきましたが、いよいよ折り返しとなりました。後半戦の最初のテーマは水辺(ウォーターフロント)!
第5位! インドネシア、居住者同士の「共有」でつくり出す水辺の公共空間 by水野 久仁香
インドネシアの「カンポン」とよばれる居住地を流れるチョデ川を舞台にした住民らによる河川敷での取り組みについてのレポート!川との密接な関わりを持つ人々が、自ら公共空間をつくりだすことに成功しています。
第4位! オープンイノベーションを仕掛ける裏側にある共通項とは。ミズベリングテーマ会議「水辺とオープンイノベーション」#イベントレポート by荒井 詩穂那
水辺のまちづくりや公共空間としての水辺活用を様々な視点から考える「ミズベリングテーマ会議」の第8回目レポート。「オープンイノベーション」をテーマに実際のフィールドで活躍するゲスト集まり、それぞれの実践からオープンイノベーションを生むための人や場の仕掛け方についてトークが展開しました。
第3位! え?まちなかを船で移動できるの? 水辺活用の可能性を探る横浜駅西口テストクルーズ・レポート! by遠藤 翼
古くからの港町であり水辺の都市である横浜で実施された、テストクルーズ・レポート!単なるレジャー要素ではなく街なかの移動手段としての可能性も探られたテストクルーズの模様を、運営者・利用者それぞれの立場から解説しています。
第2位! 水辺は新たな広告メディアになりうるか?─ミズベリングテーマ会議#06「水辺広告の未来」 #レポート by遠藤 翼
第4位でもランクインしていた「ミズベリングテーマ会議」の第6回目レポート。「広告」がテーマだったこの回は、スピーカーによる世界で実際に行われている水辺広告と街にある屋外看板のイロハのお話から、日本の水辺が新たな広告メディアの可能性が議論されました。
第1位! 東京で水辺通勤はできるか? 東京の川の普段使いの可能性を探る by遠藤 翼
「あの水上を移動できたら気持ちよく通勤できるのになぁ」そんな想いを実際にやって見せたのは水辺トップ3も独占したソトノバ水辺ライター遠藤翼。マイSUPを背負って実際に行われた東京での水辺通勤実験レポートは、水辺の日常化に向けた第一歩として衝撃と可能性を与えた記事でした!
水辺の日常への介入に向けた取り組み、全国で続々と!
さてトップ5は、都心部での水辺ライフの可能性を探る様々な事例や議論がランクイン。実際に、清澄白河の隅田川沿いにリノベーションホテル「LYURO 東京清澄 -THE SHARE HOTELS-」のオープン(2017年4月)や水辺に開いた大規模再開発が進んでいます。江東区の水辺エリアでもミズベリング@イーストベイ東京がスタートするなど、オリンピックに向け水辺開発の議論が加速しています。
また、ソトノバ・アワードでソトノバ大賞を受賞した東京都狛江市の多摩川河川敷で活動するコマエカラーによる「タマリバ」や「ソトカワダ」、2017年に2回目の社会実験を迎えた岡崎の「おとがワ!ンダーランド」、新たにスタートした山口県長門湯本温泉での「長門湯本みらいプロジェクト」など、水辺の活用に向けた社会実験も全国各地で広がっています。
2016年には、河川敷地占用許可準則の改正により河川占用期間が3年から10年に規制緩和。今、全国でみられるこれらの取り組みが、どう私たちの日常の風景として介入していくのかこれからの展開にも注目です。
明日テーマは「空地」!お楽しみに!!