今年も、ソトノバ・コミュニティの一員としてパブリックスペースの未来を描くソトノバライターを養成する講座、「ソトノバ・ライタークラス2023」の募集が始まりました。

今回で4回目の開講となる「ソトノバ・ライタークラス2023」は、現役で活躍するソトノバ・ライターや編集部と共に記事や文章の書き方を学んでいく講座として、2023年5月23日（火）から始まります。

本稿では、4月25日（火）に開催された無料説明会の様子をレポートします。

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ソトノバ・ライタークラス2023とは？

ソトノバでは、先進的な事例の紹介やイベントのレポートなど、パブリックスペース活用のアイデアの種となるものから、研究や制度の解説といった専門的な記事まで、ソトやパブリックスペースに関わるさまざまな読者層をターゲットに、これまで800を超える記事を配信してきました。これらの記事のほとんどは、ソトノバライターによって書かれ、ウェブ記事として発表されています。

ソトノバ・ライタークラス2023では、ソトノバメディアでの発表を前提としたライターの育成を目的として、取材の仕方やウェブ記事ならではの文章構成、響く文章の書き方、写真撮影の方法などをステップバイステップで学んでいきます。

講師は現役ライターや編集部が担当し、実践に即したノウハウを学べる講座になっています。

オンラインで開催された無料説明会では、ソトノバ理事でクオル・チーフディレクターの田村康一郎さんと、ソトノバ編集部でランディクト代表の中野竜さんによるソトノバ・ライタークラス2023の概要と魅力を解説するクロストークが繰り広げられました。

田村さんは、今回のライタークラスのプロデューサー、中野さんはディレクターとして関わっています。

メディアだけではないソトノバの魅力

オープニングトークとして、田村さんからソトノバのさまざまな活動が語られました。

ソトノバには、パブリックスペースを専門的に扱うメディア以外の側面もあります。プロジェクトへの取り組みをはじめ、ソト空間に関する研究を行う「ソトノバ・ラボ」やメンバー同士のコミュニティや情報交換の場である「ソトノバ・コミュニティ」、人材育成を担う「ソトノバ・スタジオ」についても詳しい解説がありました。その「ソトノバ・スタジオ」の活動の一環として、2019年から開催されてきたのが「ソトノバ・ライタークラス」です。

ライタークラスは身につくことがたくさん

続いて中野さんから、ソトノバのメディアとしての特徴、掲載記事の特徴、ライターの特徴についての説明がありました。簡潔ながら分析的な説明によって、ソトノバというメディアが持つ特徴が明らかになっていきます。説明の中では、先輩ライターへのインタビューがあり、ライタークラスの特徴やソトノバライターとして活躍するメリットなども語られました。さらに中野さんの

ライターになることは自分の勉強になるし、思考を整理するうえで役に立つ

との言葉は、これからソトノバライターを目指す皆さんの背中を押したのではないでしょうか。

今回のライタークラスは昨年までの内容を一新し、より実践的で具体的なノウハウを伝えることで、記事を書くことにつながる講座になっています。

また、日々、実際にライターと接している編集部メンバー（小島和子さん、中野さん）がメインの講師となるため、現場の臨場感が伝わる講座になるそうです。

ライターになって、ソトノバで記事を書こう

ライタークラスの概要説明の後は、YouTube Liveを視聴している皆さんからの疑問・質問にお二人が答えていきます。

事前に習得しておく必要のあるスキルや宿題はないようですが、自分の書きたい記事をイメージしておくと、講座の内容がスッと入ってくるそうです。また、全日程に参加できそうもない場合は、事務局にご相談くださいとのことでした。

最後にお二人によるクロストークがあり、それぞれの立場から今回のライタークラスに対する想いや求めるライター像、得られるスキルなどが語られました。

今回の説明会は、ライタークラスの全体像がとてもよくわかる内容でした。当日視聴できなかった方は、ぜひ、アーカイブ動画を見て、ライタークラスへの参加をご検討ください。アーカイブ動画を視聴して質問等があれば、ソトノバ問い合わせフォームからお問い合わせください。

なお、ライタークラスに参加するにはソトノバ・コミュニティへの登録が必要になります。登録する前にソトノバ・コミュニティを体験したい方は、2023年5月17日に開催される「ソトノバ・コミュニティ体験会」に参加するのもいいですね。

「自分もソトノバで発表してみたい！」「ソトノバで活動してみたい！」という気持ちになった方はぜひお申し込みください。

お待ちしています！

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