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「ポーチプレイスメイキングウィーク」に参加しよう!ウィズコロナ期の軒先使いこなし

段階的に緊急事態から脱してはいますが、新型コロナウイルス感染症の感染予防のため、空間の使い方を考え直すウィズコロナ期は続いています。

かたや、厳しい移動制限が敷かれていた海外都市では、自宅周りの空間の使い方に変化が見られています。

特に、前庭(ポーチ)やバルコニーといった、住居とパブリックなストリートが接する空間での個人のちょっとした活動が、「ポーチプレイスメイキング」と捉えられるようになりました。

そして、2020年5月30日から6月5日の間に、全世界で実践を行う「ポーチプレイスメイキングウィーク」が企画されています。

この記事で概要をチェックして、ぜひ日本からも新しい空間の使い方を投稿してみましょう!


ポーチプレイスメイキングとは?

欧米都市の住宅には、玄関前にテラス上になった空間=ポーチがついているものがあります。

外出制限がかかった諸都市では、このストリートに開いた半公共的な空間で、近隣の人たちとつながりを感じられるような小さなアクションが広まっていきました。

楽器を演奏したり、距離を開けて集まってダンスをしたり、装飾をしたり。

パブリックスペース的な空間で、気軽に時間と費用をかけずにできる場の使いこなし。マイクロスケールでまさにプレイスメイキングのようなことが起こってきたのです。

Hugh_on+_porchロックダウン中、米ノースカロライナ州のとあるポーチでのミニ演奏 Photo by Tina Govan Architect

Praise for Porches in Covid-19 from Tina Govan on Vimeo.

様々な国と地域で同時期に自然発生したアクションから、次第に「ポーチプレイスメイキング」という言葉が生まれてきました。

まだ明確に定義された言葉ではありませんが、身の周りのパブリックスペースに接する空間で、社会的なつながりを感じられるような、簡単にできる使いこなしのアクション、というのがその特徴といえるでしょう。

ポーチに限らず、ベランダや前庭、玄関口なども、同じようにプライベートとパブリックの接点となる空間として同じような特徴を持っていて、これらの空間を使ったアクションも数多く起こっています。

広く「軒先」の空間を対象としていると考えてよいでしょう。

世界とつながるポーチプレイスメイキングウィーク

このような自然発生したポーチプレイスメイキングの可能性に注目した企画が立ち上がりました。

全世界から実践を集める「ポーチプレイスメイキングウィーク」というもので、2020年5月30日から6月5日が実施期間になっています。

ポーチプレイスメイキングウィークの目的は,身の周りのスペースで簡単にできるアクションを試し、新しい生活様式が求められる中でも、人や地域とのつながりを積極的に持つことを目指したものです。

オーストラリアのプレイスメイキング事務所CoDesign Studioがリードして始まったスピード感のある取り組みで、ソトノバもサポーターとして関わっています。PlacemakingXThe City at Eyelevel, Project for Public Spacesなども参加.

screencapture-porchplacemaking-2020-05-30-06_04_39ポーチプレイスメイキングのサポーター団体

3つの参加方法

ポーチプレイスメイキングウィークでは、誰でも参加できる世界的なムーブメントです。

参加の仕方はいたってシンプル。以下の3つの関わり方があります。

  1. 様々なツールを使って、ポーチプレイスメイキング活動を支援(Resourcesからツールを参照)
  2. ウェブサイトから実践したい場所を地図に登録
  3. Facebookページを通じて活動の写真を投稿
Porch joinポーチプレイスメイキングの参加方法はこの3つ

これによって世界中でアクションが共有され、ポーチプレイスメイキングの知見が積み上げられていきます。

世界の動きを見ながら、日本でもクリエイティブな軒先の使い方を試してみましょう!

すでに世界中でプロジェクトの立候補地が続々出てきています。目指せ日本第1号!

(出典:https://www.porchplacemaking.com/

やってみよう!実践のヒント

日本でポーチは一般的ではないけれど…という声が聞こえてきそうですが、大丈夫です!

ポーチプレイスメイキングウィークでは、ベランダや前庭、玄関口などでの活動も対象としています。

使いやすい場所で、何か周りの人たちにいい影響を与えられるようなひと工夫を、ありあわせのものでやってみましょう。

お店や事務所がある方は、その前のスペース(軒先など)をポーチ的空間として使ってみるのもいいかもしれません。

メッセージを掲げたり、チョークアートをしてみたり、距離を開けて座れる場所をつくったりと、何かしら人とのつながりを感じられる工夫があるのではないでしょうか。

ぜひ日本的なやり方を探ってみてください!

chalk家の前の歩道に明るい絵とメッセージを描くメルボルンの子どもたち(出典:ABC News)
筆者がポーチプレイスメイキングをまねて、門扉に設置してみたメッセージ

また、少し本格的に取り組んでみたいという人は、ポーチプレイスメイキングウィークのサイトのResourcesを見ると、クイックアクションやご近所の巻き込みの参考資料が英語で閲覧可能です。

プレイスメイキングの入門資料としてもおススメです。

身近なところにある可能性

ポーチプレイスメイキングは身の周りの空間にほんのひと工夫加えるものですが、コロナショックを受けて、こんな使い方いいよね、という気づきから生まれたものだと思います。

その気づきは、状況が変わっても自分でいい場所をつくっていくことを後押ししてくれるのではないでしょうか。

日本でもきっと、身の周りの場所を柔軟で楽しく使う可能性が大いにあるはずです。

家にいる時間が長い今だからこそ、ポーチプレイスメイキングで何か試してみてはどうでしょう?

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