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ソトノバTABLE

4/21:スケートボードでまちを変える-Welcome Skaturbanism-|ソトノバTABLE#42

2021年の東京オリンピック・パラリンピックにおける日本選手の活躍により、スケートボードがスポーツとして人気が高まり、スケートボードパークを目にする機会も増えています。

しかし、ストリートカルチャーとしてのスケートボードには、「うるさい」「危険」「まちにダメージを与える」といったイメージがつきまとい、時には排除される対象とされることがあります。スケートボードは、質の異なる二面性(スポーツ/カルチャー)を備えたアクティビティだといえます。

また、2022年、三重県四日市市で行われた道路活用社会実験「はじまりのいち」では、スケートボードパークが将来の機能として仮設設置され、社会実験終了後も市民の手によって運用が続けられることとなりました。

今回のソトノバTABLE#42では、「スケートボードでまちを変える」をテーマに、排除の対象としてではない、スケートボードが人々の自由な活動の一つとしてまちと共生するあり方や、多世代の人を集め、まちの将来像を変えていく可能性を秘めたアクティビティとパブリックスペースの関係性、これからのプレイスメイキングの姿を議論します。

ゲストには、フランスのボルドーで行政と共にスケータバニズム(Skate+Urbanism)という概念を各都市に広げるべく、プロスケーターとして活動しているレオ・ヴァルス氏、TIGHTBOOTH PRODUCTIONを主宰しながらEvisen Skateboardsのプロライダーとして活動している上野伸平氏、石川県小松市で伝統工芸九谷焼の事業を行いつつ地域のスケートボード協会の理事長を務める吉田良晴氏を迎えて、日本においてどのように「スケートボードでまちを変える」実践をしていくかを検討します。

なお、当日は、スケータバニズムにも関連ある、タクティカル・アーバニズムの新たな本、『タクティカル・アーバニズム・ガイド―市民が考える都市デザインの戦術』大野千鶴訳、泉山塁威+ソトノバ監修、マイク・ライドン、アンソニー・ガルシア著、晶文社、2023年4月25日(洋書:「Tactical Urbanism: Short-term Action for Long-term Change」の邦訳本)の出版日ということで、対面のみ書籍販売を行います。

ぜひご関心の方はハイブリッド開催ですので、参加のしやすい形式で、ご参加下さい。

対面参加者の方は、終了後、任意で懇親会を予定しております。


スケートボードでまちを変える-Welcome Skaturbanism-|ソトノバTABLE#42

 概要

日時:2023年4月21(金)19:00-21:00(18:30開場)
開催形式:対面・オンライン ハイブリッド形式
対面会場:GREEN SPRINGS E1 2階「TAKEOFF-SITE レンタルスタジオ」
(東京都立川市緑町3番1)
オンライン:YouTubeライブ
※Peatix申込者の方は,Peatix視聴ページにてYouTubeライブにアクセスできます。
主催:一般社団法人ソトノバ
協力:株式会社日建設計
対象:どなたでも参加可
言語:英語・日本語訳※逐次通訳あり
定員:対面30名、オンライン500名
参加費:対面1000円
オンライン1500円
対面+書籍(タクティカル・アーバニズム・ガイド)3700円
※書籍受取は対面会場のみとなります。
申込締切:2023年4月21日(木)17時
申込:Peatixによる事前申込をお願いします。

※アーカイブ動画はソトノバ・コミュニティ会員のみ限定公開になります。
※ソトノバ・コミュニティ会員は参加費1,000円割引になります。
※当日書籍購入希望の方は、 イベント前日の4月20(木) までに【対面+書籍】チケットの購入をお願いします。

スペシャルゲスト

レオ・ヴァルス 氏(プロスケーター/都市計画家)

フランスを活動拠点とする、都市に向き合うプロスケーター。世界的なスケボーブランドの象徴として、ビデオグラフィの製作や展示を行い、スケートボードのアーティスティックな側面を伝えるべく活動を行う。

人気はアメリカから日本まで広きに渡り、文化活動家として、スケートボードのできるオブジェクトをパブリックスペースに展示するいくつかのアートイベントにも参画している。2017年、10年以上に渡り抑圧されてきたストリートでのスケートボードを合法化すべく、スケートボーダーと都市生活者、ボルドー市議会の調停活動を始めた。

以降、行政や建築家と協働しながら”スケータバニズム”というコンセプトをつくり、スケートボードフレンドリーな場づくりを仕掛けている

上野伸平 氏(TIGHTBOOTH PRODUCTION)

TIGHTBOOTH PRODUCTIONを主宰しながらEvisen Skateboardsのプロライダーとして活動。

2000年初頭から数多くのスケート映像作品を発表。幅広いアウトプットを持ち、スケートショップやアパレルブランドのディレクション、GUCCI、SUPREME 、MONCLER GENIUS、PIZZANISTA TOKYOへのプロデュースワークなど多岐にわたる。

2023年TIGHTBOOTHスケートビデオ三部作の集大成『LENZ III』全世界でリリース

吉田良晴氏(九九谷)

20代半ばにショップFAT BROSのライダーとして活躍する傍ら、ダンスミュージックユニット「OPSB」を結成、音楽活動を行う。10年のバンド活動を経て、現在ソロ名義で活動している。

2019年に九⾕焼の産地、⽯川県⼩松市に移住。

⽯川県⼩松市にある九⾕焼総合施設「CERABO KUTANI」の運営にクリエイティブディレクターとして携わる。現在は独⽴し「九九⾕」を扱う会社を設⽴、⽇本伝統⼯芸品「九⾕焼」の振興と新商品開発に⼒を注ぐ傍ら、九谷焼とスケートボードのお店を営む。

パネリスト

・Leo Valls:レオ・ヴァルス(プロスケーター/都市計画家)
・上野伸平(TIGHTBOOTH PRODUCTION)
・吉田良晴(九九谷)
・泉山 塁威(日本大学理工学部建築学科准教授/一般社団法人ソトノバ共同代表理事)
・上田 孝明(株式会社日建設計)
・藤 奏一郎(株式会社日建設計)

コーディネーター

・西田 司(オンデザイン、ソトノバパートナー)

プログラム

19:00-19:10ソトノバ・イン
19:10-19:20 イントロ・藤 奏一郎
「ゲスト紹介」
「日本におけるスケートボードの現在地」
「四日市の事例紹介」
19:20-20:00スケータバニズムのプレゼンテーション
「スケートボードでまちを変える」
Leo Valls氏
※通訳:田邊優里子(オンデザイン/Placemaking Japan)
20:00-20:50オープントーク
Leo Valls/上野伸平/吉田良晴/西田 司/泉山 塁威/上田 孝明/藤 奏一郎
20:50-21:00クロージング・グループフォト
21:00‐終了後、懇親会(任意)

タクティカル・アーバニズム邦訳本発売!

タクティカル・アーバニズム(Tactical Urbanism)の日本語翻訳本がついに登場。今回のイベントのタイミングが翻訳本の発売時期に。当日、対面参加者のみ、チケットと共に書籍を購入できます(ちょっとお安め)。

タクティカル・アーバニズム・ガイド―市民が考える都市デザインの戦術』大野千鶴訳、泉山塁威+ソトノバ監修、マイク・ライドン、アンソニー・ガルシア著、晶文社、2023年4月25日

タクティカル・アーバニズム(Tactical Urbanism) 日本語翻訳本

ソトノバとは

ソトノバは、ソトやパブリックスペースを豊かにすることを目指したコミュニティメディアです。

「ソトを居場所に 、イイバショに!」をコンセプトに、2015 年11月にパブリックスペース特化型WEB マガジンとして活動を開始しました。現在(2023年時点)で、800を超えるソトやパブリックスペースに関する記事を配信しています。

ソトノバ・コミュニティ会員募集中!

ソトやパブリックスペースに関心のある人とつながり、交流し、一緒に活動したい。これまで以上に、ソトノバへの参加の入口を広げ、活動のできる、「ソトノバ・コミュニティ」を立ち上げました。

ぜひ、ソトノバと一緒につながり、交流し、一緒に活動を盛り上げてくれる方の参加をお待ちしております。

詳細は特設サイトをご覧ください。

パブリックスペース特化型WEBマガジン|ソトノバ

運営:一般社団法人ソトノバ
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