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[元旦あいさつ]2022年のパブリックスペースを大胆予想!今年もソトノバをよろしくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2022年、さまざまな情勢の変化を経て、世界のパブリックスペースの光景は大きく変化していくことでしょう。
ソトノバは、パブリックスペースに特化したメディアプラットフォームとして、変わりゆく世界のソト空間について、今後もさまざまな取り組みを行っていきます。
2022年からのソトノバも、どうぞよろしくお願いいたします。
ソトノバビジョン会議メンバーからのメッセージ
以下、ソトノバのビジョン会議メンバーからのメッセージです。
今回は新年のご挨拶に加え、2022年のパブリックスペースがどのように変化するのか、大胆予想していただきました。これらを読んで、ぜひみなさんもこれからのパブリックスペースのゆくえを想像してみてください。
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泉山塁威(日本大学理工学部建築学科助教/一般社団法人ソトノバ共同代表理事)
新年明けましておめでとうございます。 2022年に7年目を迎えるソトノバは、引き続き屋外・パブリックスペースの居場所づくりのムーブメントに取り組むほか、新たなステージとして、屋外・パブリックスペースの実践・ナレッジの共有、人材の循環と育成、新たな豊かなパブリックスペースの使い方の創造について、挑戦していきたいと思っています。
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2022年のパブリックスペース予想
- ウォーカブルシティとパブリックスペースの接続:ウォーカブル施策が展開される中で社会実験やパブリックスペース活用がウォーカブル施策とより接続され展開されるのではないか。
- 20年道路占用のほこみち:コロナ道路占用特例からの移行や各地の展開により、歩行者利便増進道路(ほこみち)の公募占用が展開されるのではないか。
- パブリックスペースとテクノロジーの融合:社会実験の効果測定としてのセンシングの更なる導入とデジタルツインによるデータ蓄積のモデルプロジェクトの展開もありうるのではないだろうか。
- Place-led Development:都市開発プロジェクトの中でのプレイスのビルトインの議論のスタート
- プレイスメイキングの実装:プレイスビジョンとPower of 10+、社会実験、パブリックスペースプロジェクトの接続とプレイスメイキングの5ステップの実装とその議論の更なる展開がなされるのではないだろうか。
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田村康一郎(一般社団法人ソトノバ共同代表理事/クオル)
いつもソトノバをご覧いただき、ありがとうございます。今年もパブリックスペースのあり方を探り、実践し、皆さんに発信してまいります!ソトを使う活動も再び活発し、様々なチャレンジが見られる中、さらなる可能性を拓く年にできるよう、皆さんと一緒に楽しんでいければと思います!
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2022年のパブリックスペース予想
- マステアートの流行、からのパブリックスペースでの“ハック”的活動がより身近になり、斬新なアイデアが生まれるかも!?
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石田祐也(一般社団法人ソトノバ共同代表理事/合同会社ishau代表)
あけましておめでとうございます。旧年は一昨年にも増して新型コロナウイルスの脅威を感じる一年となりました。それと同時に、コミュニティ形成や公衆衛生など、パブリックスペースが担う役割とその重要性を改めて認識する機会も多かったように思います。2022年も、ソトノバはパブリックスペースの豊かさを考え、発信し、かたちにする集団であり続けたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。
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2022年のパブリックスペース予想
- プライベートな活動をどんどん受け入れられる空間にしていきたいですね
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小澤亮太(合同会社HOC 代表/ソトノバ共同代表理事)
あけましておめでとうございます。 この1年コロナの影響もあってか、都市だけでなく、地方都市や郊外にも多くの魅力的なパブリックスペースが出現しようと様々な試みが行われていました。 2022年は新しい価値観や新しい暮らしが定着しつつある今、見えてきたことをこれからどのように場に取り込んでいくのか。私自身も初心に戻り、私たち専門家ができることを考えたいと思います。今年もよろしくお願いいたします。
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2022年のパブリックスペース予想
- 初心に戻る!
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西田司(東京理科大学/オンデザイン/ソトノバパートナー)
あけましておめでとうございます!今年はソトで良く遊び、良く学びの1年間を目指します。コロナ禍で、アレコレしようと妄想し続けていたエネルギーが爆発して、今年のパブリックスペースの風景は、凄い事になりそうです。それをしっかりと観察して、アップデートに繋げていきたいと思います。
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2022年のパブリックスペース予想
- 日本全国でプレイスメイカーが1000人越え!!
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山崎嵩拓(神戸芸術工科大学)
あけましておめでとうございます!最初のコロナパンデミックから約2年を迎えます。経済や文化、教育などのあり方は、一時的な我慢から、抜本的な改革に踏み込まなければ持続性を担保できない段階になりそうです。その中で、都市のあらゆる課題解決を役割とする「パブリックスペースに何ができるか?」、今年も考えていきたいと思います。
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2022年のパブリックスペース予想
- 「賑わい」から「ゆとり」へと、パブリックスペースを評価する際の重点がシフトしていくと予想します。しかし私たちは、適切にゆとりあるパブリックスペースを評価する物差しをまだ持ち合わせていません。2022年はその評価手法の開発を通じ、今後のゆとりある空間づくりの元年となることを期待します。