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千代田区ウォーカブルまちづくりデザイン策定(ソトノバがデザイン担当)と実証実験募集

2022年6月20日、千代田区の道路などのパブリック空間に出会いや交流・活動の場を生み出し、生活を豊かにしていくことを目指す、千代田区のウォーカブルなまちづくりの考え方をまとめた「千代田区ウォーカブルまちづくりデザイン」が策定、公表されました。
本編のデザインをソトノバが担当し、矢野拓洋(一般社団法人ソトノバ・パートナー/一般社団法人IFAS共同代表)さん、イラストを林匡宏 ( 一般社団法人ソトノバ /commons fun)さんが担当しました。
この記事では、「千代田区ウォーカブルまちづくりデザイン」計画の概要を紹介します。また、本編のデザインを担当された矢野拓洋さんに計画の活用方法やデザインするにあたって心がけた点について話を聞きました。

(本記事では、ニュース情報を紹介しており、問い合わせや申込は主催者にお問い合わせください。)

なぜ千代田区でウォーカブル?都市全体の動向と計画の概要

人口減少に伴って人材の多様化が進み、「ひと」が活動する「まち」のあり方の見直しがされました。そこで、ストレスや運動不足によるパブリック空間の重要性から、ウォーカブルなまちづくりが世界中で必要となりました。
千代田区では、人口増加による個性の希薄化がまちの課題としてあり、「ウォーカブル」(地域資源)を活用し、質の高い「滞留」空間と回遊しやすい空間をつくり日常化させることで生活の質の向上につなげるための考え方が求められています。
そこで、千代田区都市計画マスタープランの将来像「つながる都心」を実現するため、マスタープランで定めたテーマ別まちづくりの方針を横断して、千代田区でウォーカブルなまちづくりを展開していくための区民・事業者・行政で共有する指針となる千代田区ウォーカブルまちづくりデザインが策定されました。

「滞留」 視点からのウォーカブルな要素と活用イメージ
「回遊」 視点からのウォーカブルな要素と活用イメージ

本編のデザイン担当者に聞く!計画にかけた想い

この計画のデザインを手掛けたのは、ソトノバ・パートナー矢野拓洋さん。
今回の計画の活用方法やデザインするにあたって心がけた点について話をしました。

「私たちがまちの主役」という本冊子のタイトルにもある通り、読者の皆様には「これができる」「こんなこともしたい」というように、これから千代田区で何ができるかを前向きな気持ちで考えてもらいたい。庁内においても、ウォーカブルなまちづくりが景観・都市計画課の内部だけにとどまらず、関連する部署と柔軟に連携して推進されるよう、別々のバックグラウンドを持つ方が同じ方向を向くための共通言語として本冊子を使用してもらえれば嬉しいと思う。

と「千代田区ウォーカブルまちづくりデザイン」計画の活用の仕方を、計画から生まれる取り組みに対しての期待とともに話しました。
計画を読んだ人達がまちづくりに対して興味を持ち、取り組みに関わる人が増えるほど、柔軟なアイデアが生まれスケールアップにつながると考えます。さらに、まちが魅力的になることでその空間に愛着がわき、日々の生活の質の向上につながると考えられます。

ウォーカブルなまちづくりの推進体制のイメージの一例

デザインするうえで心がけた点については、

前向きな気持ちで読み進められるよう、明るい配色を心がけた。また専門的な知識がなかったり時間がない人でも理解が進むよう、図式的なわかりやすさを意識した。ざっと全体を見渡して構造を把握し、まちづくりを考える際、そして様々な立場の人とコミュニケーションをとる際、必要な部分をピンポイントに確認し合うような使い方をしてもらいたい。

とコメントしました。
利用する人と専門家の人のまちを見る視点が違う中で読者全員が本の内容を理解することは、まちを利用する人たちにあわせた取り組みをすることができ、まちの反応も大きくなります。
また、利用している人が持っているまちに対してのこだわりや地域ごとのニーズも増え、まちに個性が生まれると考えます。

ウォーカブルなまちづくりの実現への道筋として、千代田区の要素を活かしつつ、区民、行政、事業者が各々の強みを活かし、一体となって推進していく必要があります。その中でこの計画は、まちの主役である千代田区民のつながり・アイデア・活動・取り組みが広がり、 千代田区のウォーカブルなまちづくりを実現していくヒントになります。

地域主導のウォーカブルな活動を募集(プレイスメイキング等の実証実験)

千代田区ではウォーカブルなまちづくりを進めるため、地域に住んでいる人や関わりのある人の「やりたいこと」を実現しながら、地域の居心地を良くする活動をしています。
その一環として現在、区の支援のもとプレイスメイキング等の実証実験を行っています。
この実証実験は、「千代田区ウォーカブルまちづくりデザイン」が示す考え方のもと、様々な活動を実際に試すことで、地域の人たちの影響、車や人の流れの変化を確認するためのものです。
そこで、道路上にベンチ等の滞留空間を創出する活動や道路空間でイベントを開催するなど、パブリック空間を活用しウォーカブルなまちづくりに資する活動を募集します。
千代田区の皆さんの居心地を良くするためのアイデアを、ぜひお寄せください。

実験の概要

公募期間 :令和4年6月20日(月)~令和4年8月22日(月)(必着)
実施場所:千代田区内
応募資格:       本事業の趣旨に賛同するとともに、公共性・公平性を理解し、ウォーカブルなまちづくりの推進に寄与できる方。個人、グループ、企業、団体、いずれも応募可。
活動の期間:採択決定日(9月下旬予定)から令和4年12月26日(月)までの一定期間
活動の採択数:3件(モデル活動A:1件、モデル活動B:2件)
応募方法:提案書(様式1)及び提案書の補足資料(必要に応じて用意)を、令和4年8月22日(月) (必着)までに郵送、Eメールまたは直接以下の提出先まで提出。
応募先: 千代田区環境まちづくり部景観・都市計画課(区役所5階)(担当者)清岡・岡本
〒102-8688九段南1-2ー1
E-mail:keikan-toshikeikaku@city.chiyoda.lg.jp

地域主導のウォーカブルな活動募集(プレイスメイキング等の実証実験)の詳細はこちら

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