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ソトノバとパブリックスペースの今がわかる!「ソトノバ1周年記念パーティ!」 ソトノバTABLE#10レポート(前半)

おかげさまでソトノバは、11月1日で、1周年を迎えました。

編集部、そして、これまでソトノバを応援してきてくださった方々を中心に、前半はソトノバ1年の総括、後半はパブリックスペースについて思い思いに語るセッションとして開催しました!

今回は前半の様子をレポートしてお届けします。

What is ソトノバ?

泉山編集長がソトノバのミッションを熱く語り、TABLE前半がスタートしました。

「ソトを使うための、世界・日本全国でのアイデアをシェアし、活動をつなげて全体のレベルアップにつなげたい」

ソトってこんなに使えるんだと認識してもらい、「まずはやってみる」アクションを増やしていきたいというメンバー全員が共有する思いを、改めて確認しあいました。

「今後はプレイヤーや一般の方々にも届く記事を」と語る編集長

「今後はプレイヤーや一般の方々にも届く記事を」と語る編集長

 

TABLE参加者には、『ソトノバHEADLINE』としてコンテンツをプレゼント。

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数字でみる、ソトノバの1年

数字でみる、ソトノバの1年

続いて、ライターたちのデビューから現体制になるまでの活動タイムラインと、ファクトデータから1年を総括していきました。

ソトノバ・タイムライン

ソトノバ・タイムライン

200以上の記事をアップした中、ストリート、広場、そして海外記事が多い!これが、今のソトノバの特徴です。パークレットをテーマにしたソトノバTABLE#6が、最多の参加者を集めたことからも、この1年はストリートに関心が集まっていたとも言えます。

次の1年は、公園、水辺、空地についての記事も、もっと更新していき、ムーブメントを起こしていきます。

人気の記事は? アクセス数とライターの視点から

記事タイプ別アクセスランキングは、編集長が3冠を達成!

そして、ライター・荒井詩穂那(公園)、遠藤翼(水辺)の、プライベートでもこよなくソトを愛する2人もランク・イン。「専門家も納得」の読み応えのある国内事例の人気は根強いようです。

ソトノバ記事ランキングトップ3(カテゴリ別)

ソトノバ記事ランキングトップ3(カテゴリ別)


そして、副編集長企画の、多分野のバックグラウンドをもつライターたちによる推薦記事紹介に移りました。

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個性的なライターのキャラクターが記事のチョイスに現れていて、頷く会場。お互いの記事で刺激を与えあっている、そんなつくり手側からのソトノバの一面が垣間見えました。

学生ならではの視点で一押し記事を紹介するライター・三栗野鈴菜

学生ならではの視点で一押し記事を紹介するライター・三栗野鈴菜

ガールズトーク「今、ソトが人気なワケ」

続くトークセッションはまずこの話題から。

実はソトノバには、読者だけでなく、ライターも女性が多い!理由を探るべく、女子メンバーが集結し、ソト人気の実感をシェアしていきました。

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「見た目・おしゃれに気をつかう女性ならではの感性が、ソトの使いこなしを後押ししている」という意見や、「働く女性が増える中、一日のうち、気持ちを切り替える場としてソトに需要があるのでは」、「インスタグラムのようなSNSでの発信、おそろコーデ、コスプレの流行にフィットしている」という考察を交えながら、自分の『スタイル』を発揮する場としてソトを愛する女性が増えているのではないか、といった議論が進みました。

特に近年は運営側としての、元気な女子プレイヤーの存在が光っています。「ソトノバがきっかけになったコミュニティの広がりが、こうしたプレイヤーをサポートするものになっているよね」と、メンバーの実体験と活動をもとに語り合いました。

ソトの暑さも寒さも感じやすい繊細さ、でも「アドレナリンが出るほど夢中になれればそんな事全然気にしない!!」というタフさの両方を持ち合わせている、そんなところが女子の良さ。

女子メンバーのこれからの更なる活躍に期待しながら、次のセッションへ。

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ソトノバが語るこれからのパブリックスペース

男子メンバーも議論の輪に入り、第2幕へ。頻繁に出てきたキーワードは「二分化」でした。

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最近の規制緩和の動向から、前半は「パブリックスペースで稼ぐことを目指すか、目指さないか?」というトピックに意見が集中しました。

稼ぐことはマネジメント上、必要なことではあるけれど、「大都市で進むエリアマネジメントの流れと、よりスモールな身の丈の異なる取組みとは切り分けるべきでは?」という問題提起に対して、「切り分けるのは間違いで、大きなプロジェクトもスモールスケールで始め、長い目で全体のハードウェアを変えていくことが大事」、「スモールスケールでも見劣りのしない空間づくりはどう実現すべきかという点は突き詰めるべき」等々、限られた時間ながら多くの意見をシェアしました。

そして、後半は編集長の思いから「社会実験のあり方の見直し」についても言及が。会場にいらしてくださったミズベリング・岩本唯史さんも巻き込みながらの議論に発展しました。

社会実験は、ユーザー側の需要に応えるというよりも、新たに需要をつくるプロセスであるため、告知・イベンターの質も問われるということです。また、社会実験という行政用語と、一般の目に触れる告知PRで言語を使い分けることが必要という意見がでました。

冒頭、ライターの遠藤さんから、奥さんとのエピソードを踏まえて「本当にソトが好きな人と、興味がない人の二分化が起きているのでは」という言葉がありましたが、興味がない方々が面白そう!と思える見せ方や言葉の使い分けに気を付けていく必要がありそうです。

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ソトノバからの重大発表!?

前半パートの〆は、編集長からの4つの重大発表!

①研究と実践をサイクルに!「ソトノバ・ラボ」

これまで、ソトノバはライター、コラムニストが各地の取組みを取材や記事化してきました。ただ、「今起きていること」を報じるだけでは、未来のパブリックスペースは描けません。「新たな展開をつくる提案につなげたい!、現場の課題のブレイクスルーをしたい!」そんな想いから、新たに「ソトノバ・ラボ」が立ち上げられました。

従来のメンバーだけでなく、広く実践者・研究者のメンバー募集中です。ご関心の方は、問い合わせフォームまで!

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②Tシャツ割

ソトノバ・グッズ、テコ入れしていきます!Table#10の当日も新たなデザインのTシャツを記念販売していましたが、今後、Table参加者への割引など「着てうれしい」仕組みを整えていきます。

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③有料サロン開設

読み応えのある記事づくりを心掛けているソトノバですが、現在のフリーのコンテンツより、さらに一歩踏み込んだ話題を取り揃えた「有料サロン」オープンに向けて準備中です。ソトノバ・ラボの活動とも連携をとりながら、パワーアップしていきます。

④新組閣発表!

そして、これまでもグイグイ、ソトノバを引っ張ってくれていた荒井詩穂那、三谷繭子の両名が、サプライズ指名され、副編集長に就任しました!

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この続きは後半編のレポートをお楽しみください。

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「1周年記念パーティ!ソトノバとパブリックスペースの1年を振り返る」ソトノバTABLE#10
日 時: 2016年11月5日(土)16:00-20:30
会 場: HUB TOKYO (東京都目黒区目黒2-11-3)
主 催: ソトノバ|sotonoba.place
運 営: 一般社団法人パブリック・プレイス・パートナーズ

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