「さわれる」光を追いかけよう! オーストリア発のソトを楽しくする装置が来日中

路上を動き回る丸いピンクの光。足で止めると跳ね返る! まるで現実のボールのように、蹴ったり、自分の影で囲いこんでみたり──思わず童心に返って走り回ってしまいます。「Solar Pink Pong(ソーラーピンポン)」というこのシステム、オーストリアのアーティスト集団、「Assocreation(アッソクリエーション)」の作品です。

(冒頭の写真:Stanford University, Stanford, CA (USA). Video still: Assocreation. http://assocreation.com/project/solar-pink-pong/

システムはカメラと反射板、太陽電池パネルで構成した人工衛星のような形をしています。カメラで人の体や影を認識して反射板の角度をコントロールします。太陽電池で電力を賄うことで、電力インフラに依存せずに、どこにでも設置できるように設計されています。

ソーラーピンポン

「ソーラーピンポン」のシステム。中央の丸い鏡が動いて路面上の光をコントロールします(写真:ソトノバ編集部)

文化庁メディア芸術祭受賞、六本木で体験できる

これまでドバイやブラジルのサンパウロなど、世界各地で展示をしてきたこの作品。この度、第19回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門の優秀賞を受賞しました。2016年2月3日(水)から2月14日(日)の日程で開催中の受賞作品展で、実際に体験できます。

ソーラーピンポンの展示

六本木の国立新美術館での展示の様子。来日中の開発者自らプレゼン中です(写真:ソトノバ編集部)

本来はソトでの人のアクティビティを誘発する作品なのですが、日本の冬の太陽光だと難しいとのことで屋内展示になっています。さんさんと降り注ぐ強い太陽の下で、光の玉を追いかけて走り回ってみたいですね!

Assocreation

「Assocreation」のサイト(http://assocreation.com/)には、他にも路上を舞台にした面白そうなプロジェクトが満載です

受賞作品展の詳細はこちらから、入場無料です。
▼第19回文化庁メディア芸術祭(http://festival.j-mediaarts.jp/

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樋口 トモユキ

樋口 トモユキ

ソトノバ副編集長/修士(建設工学, 都市工学) 建築専門誌の記者から転身、ドラマチックに合流する。愛知県名古屋市出身、東京都中野区東中野在住。東大まちづくり大学院1期生。人々が集まり営む都市というものに対する飽くなき好奇心を胸に、新たな発見を求めて夜な夜な街に繰り出す。キューバ渡航歴6回、東京都公認ストリートライブのライセンスを持つラテンパーカッショニスト。座右の銘は「君子豹変す」。